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BL小説「横顔と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇~」(一穂 ミチ) [感想・小説(BL)]


横顔と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇~ (ディアプラス文庫)

横顔と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇~ (ディアプラス文庫)

  • 作者: 一穂 ミチ 画:竹美家 らら
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2017/02/10
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2017.2月刊行)

シリーズ“イエスかノーか半分か”のスピンオフ作。
物語はすっごく良かったのだけれど、正直、深も竜起も私の萌えキャラではなかった、という意味で★4つ。
でも2人共とても好ましいキャラクターではありました。
面白かったです!

物語の内容(あらすじ)。。。

人気バラエティ番組「ゴーゴーダッシュ」でADを務める深。同局の夜ニュースの現場にも入ることになり、スポーツ担当のアナウンサー・皆川竜起と知り合う。竜起はやけに声が大きく強い目をした男だった。苦手なタイプのはずなのに、生き生きと喋る竜起から深は目が離せなくなる。心酔するP・栄のもとで大好きな「ゴーゴー」に関わっていられれば幸せだった深だが、竜起はぐいぐい距離を縮めてきて…?

シリーズ通して言える、真剣に仕事に取り組む主人公達の様子はとても読み応えがあって面白かったです。

経験した事のないテレビ局の裏側ですが、半端な気持ちではやっていけない、それこそ生きるか死ぬか・・・的なプレッシャーと日々戦っている感じがビンビン伝わってきました。

その空間を楽しめているのが竜起。
すっごくクセがあるタイプ、でも掴みどころがない。
シリーズ本編で、本編の主役である国江田計にどういう風に絡んでいたのかいまいち思い出せないんだなー。
まぁ思い出せなくても十分に楽しく読めました。

栄プロデューサーにパシリ扱いされても、栄の側に居られる事に生きがいを感じ、自己主張しない深。
栄への感情ってどういうもの?なんて思いつつ読んでたけれど、恋愛ってワケではない感じ。
それに内気なのかと思いきや、そうでもない。
過去に経験した苦い思いがそうさせているだけで、現に竜起に対して印象悪かったので、最初からポンポン言い合ってる。
天邪鬼だったりするし。
これが本来の深なのかも。

何でもスマートにこなし、誰とでもしゃべって仲良くなる。
自分と真逆の竜起に最初こそ不快感を持った深だったけれど、徐々にその積極さや自己主張する強さに惹かれていく。
深の感情の揺れや変化って良く分かったのだけれど、竜起が深に惹かれていった過程がいまいち分かりづらかったのが残念。

それでも2人が少しずつお互いを認め合って、少しずつ自分の感情を受け入れていって、そして歩み寄っていく流れを読むのはとても良かったです。
竜起が初めて“緊張”という感情を自分自身で感じた場面も好きだったな。
普段、ヘラヘラしてるようで傷付くとこはやっぱり傷ついていたんだなーって感じられると、竜起に対して途端に愛着沸いてきたりして(笑)
2人共、魅力的なキャラクターです。

正直、栄に対してはあまりにもワンマンすぎて最初の方は読んでてちょっとしんどかったけれど。
でも最後はそんな彼が洩らした本音にジーンとしちゃったよ。
栄も苦しんでいたんだなって・・・。

ファンサービス的な計と潮の登場は、ありがとうございますっ!って感じ(笑)
計のストレートな毒舌はやっぱり笑える。
この2人も変わらずずっと仲良しのままで嬉しかったです^^

やっぱり竜起が計にどういう風に絡んでたのか思い出したいので今度、本編を読み返してみようと思います^^
スピンオフ含むシリーズの続き、これからも読めるといいな^^
竹美家ららさんのイラストも素敵でした♪

(読了日:2017.2.17)
*****
シリーズ既読感想
おうちのありか~イエスかノーか半分か 3~
世界のまんなか~イエスかノーか半分か 2~
イエスかノーか半分か

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