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小説「【デジタル版】アキラとあきら」(池井戸潤) [感想・小説(その他)]


アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきら (徳間文庫)

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.5月刊行)

この作品がドラマ化になると知り、加えて斉藤工と向井理がダブル主演だと知り、興味を持ちました。
作家さんの他のドラマは見たことがありますが、原作を読むのは初めて。
かなり分厚いページ数らしいので(デジタル版なのでよく分からん)、私に読めるかなーとちょい心配しながら。。。

あらすじ。。。

零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。

素直に、面白かった!!
いやぁ何だろうね、この爽快感。
挫折も苦難もいっぱいあるし、悔しい思いも思い切りするのだけれど、それを知恵と根性と諦めない強い心で危機を脱し、切り開いていく様子はとにかくドキドキワクワクする。

正直、私には経営学や銀行の難しい数字や株や。。。とにかく数字関係はよく分からん(笑^^;)
でもそれ以上に主人公達を取り巻く人間関係の浮き沈みがとにかく面白い。

これからドラマも始まるし、いろいろ書くとネタバレになりそうだなーと思いつつ。
タイトルから「アキラVSあきら」だとばかり思っていたけれど、私が想像していた「アキラVSあきら」では無かった。
どちらかと言えば「アキラ+あきら」だった。
でも私はこの話のような展開で良かったです。

アキラの幼い頃が書かれている前半部分。
結構、読むのが辛かった。
私も決して裕福じゃなかったので、アキラの気持ちにシンクロしてしまって何度も涙腺緩みそうになった。
あと、個人的にチビ(犬)ね。
この子の行方が気になって、気になって。
しばらく集中して読めなかったよ^^;
チビも悲劇にならずに済んでホッと一安心した私^^;

山あり谷あり、いろんな茨道があって、裏切ったり裏切られたり、陥れられたり・・・。
イライラしながら読んだ場面もあったけれど、でも最終的にはどのキャラクターにも思う事があって、何か憎めないんだなー。

あと、このキャラがこういう風に登場してくるのか、あれ、このキャラってあの場面で出てたよねとか、いろんな伏線で関わってくるのが面白い。

読んだ後、ますますドラマが楽しみになりました。
アキラ・・・斉藤工くん、あきら・・・向井理くん。。。
イメージ、ピッタリだな。

(読了日:2017.6.16)

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