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BL小説「言ノ葉ノ花」(砂原糖子) [感想・小説(BL)]


言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

  • 作者: 砂原 糖子 画:三池ろむこ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2007/09/10
  • メディア: 文庫


お気に入り度:★★★★★
(2007.9月刊行)

【あらすじ】
三年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。ある日彼は、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。罪悪感を覚えつつも、言葉で、“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村が心の声を聞けると知った長谷部の反応は意外なものだった……。切なさ200%!! 胸に迫るスイートラブ。

この作品、感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。
BLというジャンル(そういう呼び名ではなかった頃から)は昔から読んでたり、目にしてたりしてました。でも「BL」っていうのをガッツリ意識しだして読みだしたのはこの作品からじゃないかなー。
人間関係や心情などが丁寧に書かれてあって、読了後とても心に残った物語でした。

当時の感想はここから-----------------------------

優しい絵とあらすじに惹かれ、そしてそのドラマCDで、神谷浩史さんと小野大輔さんが声を当てている・・・という事を知り、さらに興味を持ってしまった「言ノ葉ノ花」。
先に小説を・・・と購入したその日の内に読み切ってしまいました。

レビュー評価も良かったので、それなりに良いお話なんだろう・・・と思ってはいたのですが、自分がそう思っていた以上に面白くって・・・どうなっていうのだろう・・・って、どんどんページをめくっているうちに終わってしまいました。
読み終えた後は、余村さん、良かったね・・・って感じ。
とっても暖かく、心地よい気持ちになれるお話でした。

主役である余村さんが人の心の声が聞こえる・・・という事以外は、「おまえが好きだー!!」的な大げさなフリやオーバーな出来事があるわけでもなく・・・。
全体的に静かに物語は進んでいくのですが、それがかえって惹かれる・・・というか・・・。

長谷部くんの自分に対する『声』が聞こえて、意識しだし、同性に惹かれていく迷いや不安の中、好意から愛へ・・・の展開がとても自然で、その展開を素直に受け入れて読めました。
真実(『声』)を話した後の相手の反応に不安を覚え、悩み、『声』が聞こえなくなったら・・・とあれほど切願しながらも、願い通りになった後の不安定さや生まれてくる猜疑心。

あった時は疎ましく思えていたモノが無くなった時、実はそれが自分にとても支えになっていた事を知る・・・。
『声』という象徴でないだけで、自分達の生活の中でも、そういうの、ある気がします。

『声』が聞こえなくなって全てから逃げようとする余村さんに対し、長谷部くんが言った言葉が一番印象的でした。

「無くしたのは『声』じゃなく、人を信じる心だ」

人は、人の心が見えない中、どれだけ信じた人、愛した人を信じられるか・・・。
相手の心が分からないから、怖い、でも分からないから、分かろうと努力するし、思いやりも生まれる・・・。分からないで、傷つけてしまうかもしれないけれど、でもそれ以上に人の心の温かさを感じられる・・・。

BLという枠で楽しめるだけの物語でなく、自分が生きていく上で、とても大切なメッセージをもらえたお話でもありました。
好きですねー。こういう静かに温かい空気が漂う物語・・・。

長谷部くんがいいなー。
年下、敬語で話すまじめで誠意ある青年・・・好きだわ^^

でね、この小説を読んで、ますますドラマCDが聴きたくなったワタシです。
余村さん(神谷浩史さん)を、長谷部さん(小野大輔さん)を、どう演じられているのか、すっごく聴きたいです。
買おうと思いつつ、他にもいろいろ欲しいものばっかで、お金が追いつきませーん^^;
もっともっと働かねばっ(笑)

でもドラマCDは絶対近々買うので、聴いた後、また記事にします!
CD情報はこちら⇒言ノ葉ノ花

-------------------------------
この後、CD、買いました。
BLCDをガッツリ聴いたのもこの作品が最初かも。。。
もう10年前になるんですね。
何か懐かしいというか、でも懐かしいと思うほど色褪せてない。
また聴き直したいと思います^^

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BL小説「2119 9 29」(凪良 ゆう) [感想・小説(BL)]


2119 9 29 (ショコラ文庫)

2119 9 29 (ショコラ文庫)

  • 作者: 凪良 ゆう  画:草間 さかえ
  • 出版社/メーカー: 心交社
  • 発売日: 2017/07/07
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.7月刊行)

凪良さんファンなので作家買い。
不覚にも読む前にネタバレを目にしてしまい、あちゃ~って思ったけれど、でも知ってて良かったかも・・・と中盤から終盤に向けての流れを読みながらそう思いました。
そうでないと涙、涙で読めなかったかも。。。(T_T)

あらすじ。。。

人間に尽くす精巧なアンドロイド“ドール”との結婚という阿部孝嗣の夢は、人を模したドールの製造が禁止された大学時代に潰えた。けれど三十八歳になった今も愛は変わらず、独身で童貞を貫いている。ある日、阿部は家業のレストランの常連客から、存在自体が罪となる美しい裏ドールを託される。彼の名は高嶺。無愛想で反抗的というドールにあるまじき彼の態度を不思議に思いながらも、憧れの存在との同居生活に阿部は胸をときめかせるが―。

正直、アンドロイド系を扱ったお話って苦手かな。
同じファンタジー系でもSF色が強くなるとあまり興味なくなるの。
でも凪良さんの作品なので。
そういう意味でも前作の「ショートケーキの苺にはさわらないで」も同じような気持ちで読んだ気がするなー。

今作はその物語のスピンオフ。
阿部ちん・・・。インパクトあるキャラだったので覚えてます。
オタク語、何とかならんか(笑)

・・・と、笑えるトコや微笑ましいトコやキュンとくるトコや。
切ない感情もいっぱいあって。
そしてドール(アンドロイド)に対する仕打ちや戦争の話、重々しい場面もたくさんあって。

そんな中で、とってもとっても大きな大きな愛の物語を、初めから終わりまで、
しっかり読ませてもらえたと思いました。
上手くいえないけれど、とにかく阿部のドールに対する思い、高嶺を大切にする思いに感動がいっぱいでした。
高嶺の阿部に対する一途な思いにも泣けてくる。
あと美優ちゃんね。
芝さんも。

命あるものは必ず終わりがくる。
それは彼ら2人が選んだ道でもあって。
その場面まで書かれていたゆえに、また余韻が深すぎて。。。
でも思った以上に2人で過ごした時間が長くて良かった。
2人が本当に幸せで良かった。

読み終わった後、タイトルを見たら、また泣けてくるよ・・・。

(読了日:2017.8.2)
*****
シリーズ既読感想
ショートケーキの苺にはさわらないで

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BL小説「OUTLIVE DEADLOCK season2」(英田サキ) [感想・小説(BL)]


【Amazon co.jp限定】OUTLIVE DEADLOCK season2書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)

【Amazon co.jp限定】OUTLIVE DEADLOCK season2書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)

  • 作者: 英田サキ 画:高階 佑
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/06/27
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2005.6月刊行)

また彼らの活躍が読めると思ってなかったので、発売情報を知ってから発売日まで、首を長くして待っていましたーーーーーっ!!!
Amazon限定のショートストーリーも読みたかったので、Amazonで購入。

あらすじ。。。

ハリウッドの巨匠に見込まれ、ヨシュアが銀幕デビュー!?撮影でカリブ海の島国を訪れたヨシュアとロブ。軍事アドバイザーとしてディックも同行し、ユウトも陣中見舞いに駆けつける。陽光煌く南国でのつかの間の穏やかな休暇──。ところが帰国前日のパーティーで、大統領暗殺を狙うクーデターが勃発!?一度は銃を捨てたディックが、再び闘争本能に火を灯し、ユウトと共に立ち向かう── !!

うほっ!面白かったーーー!!!
カッコ良かったーーーー!!
もうデレデレです~(*^^*)
英田さんの作品の中でこのシリーズはもう別格作ですね!

ディック&ユウト、ロブ&ヨシュア、ダグとルイスの3組のカップルに、パコとトーニャ、そしてネト。
ホント、皆んなマジで生きてるって気になるリアルさがあって、何か上手く表現できないけれど。

それぞれの会話もテンポもやりとりも、めちゃくちゃ自然でホントにその空間に共有出来てる気がして読んでて凄く楽しい。
前半から中盤に掛けては、皆んな何かしら惚気あってるのにニヤニヤが止りません。

そんな物語が一変する大事件。
ここから英田さんらしいハードボイルドな展開に目が離せなくなり、ドキドキハラハラしながら一気に読入ってしまいました。

テロでなく、クーデター。
それでも犠牲者が無いわけでなく、初登場で好印象だった某キャラが撃たれて亡くなった事がショックでした。
今の時代、こういう事態に自分は全く無関係って言えない世の中になってきてるので、読んでてちょっと怖かった。

ただ、英田さんのあとがきにも書かれてたように、ディックの本来の強さ、カッコ良さが十二分に感じられる物語でもありました。
今はすっかり平和な2人だけれど、もともとこのシリーズの最初の頃って、こういうアクションがメインだったものね。

読み終えて感じたのはこのシリーズには終着点は無いんだなーって。
ユウトもようやくディックとの関係をオープンにし出したし、シリーズの中で生き続ける彼らのこれからをまだまだ読んでいきたいです。

ショートストーリー、おりこうさんのユウティがめちゃくちゃ可愛かったよ♪

(読了日:2017.7.3)

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BL小説「ふたりでつくるハッピーエンド」(安西 リカ) [感想・小説(BL)]


ふたりでつくるハッピーエンド (ディアプラス文庫)

ふたりでつくるハッピーエンド (ディアプラス文庫)

  • 作者: 安西 リカ 画:金 ひかる
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2017/06/09
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2017.6月刊行)

作家買い。
安西さんの書く攻キャラってどうしてこんなに優しいんだろうね^^

あらすじ。。。

役者志望の大学生・友理は、親に反対され家を飛び出し行き場をなくしていたところ、人気俳優・岩舘春樹の家に居候させてもらうことになる。春樹は友理がオーディションに参加している作品の主演俳優。子役時代から40歳を迎える現在まで一線で活躍し続けている。春樹が素で醸し出す大人の魅力に同居初日から参ってしまう友理だが、一方の春樹も友理の賢さと一生懸命さが可愛く見える自分に戸惑っていて…?

攻めキャラ=春樹の事なんですが。
とにかく優しいです。
読みながらニヤニヤがとまりません。

そして年の差21歳!!
以前、誰だっただろう、凄く年の差BLを読んだことがあって、それもすっごく気に入ってた作品なんだけれど。。。
あ、水原とほるさんの「迷い恋」でした!!
もしかして、ここまで年齢差ある方が、私には萌える・・・!?

と、今はそれは良いとして。。。
主人公の友理(受)も素朴で素直でとっても純真で。。。
こういう健気キャラも好きなんだわー♪

最初から最後まで安心して読めました。

もっと大きなスキャンダルとかに巻き込まれて、大変な事になっちゃうのかなってとか思ってたけれど、上手く救われたし。
グッジョブ!絹さん(春樹の姉)!

逆に欲を言えば、もう少し切なさがあったらもっとドキキュン出来たかもと思ったり^^;
とにかく最後までハッピーな気持ちで読み終える事が出来ました!!
次作も楽しみにしてます♪

金さんのイラスト、久しぶりに見た気がする。
やっぱり素敵だなー^^

(読了日:2017.6.21)

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BL小説「【デジタル版】玉の輿ご用意しました」(栗城 偲) [感想・小説(BL)]


玉の輿ご用意しました (キャラ文庫)

玉の輿ご用意しました (キャラ文庫)

  • 作者: 栗城 偲 画:高緒拾
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.3月刊行)

久しぶりに栗城さんの作品を読む気がする。
どの書籍サイトを見てもレビュー評価がとても良かったので。
気になってデジタル版で読みましたが。。。
これが私のも大当たり!!
レビュー評価に偽りなし!でした^^

あらすじ。。。

高級車に狙いをつけ、当たり屋を決行!!ところが、それを見破られてしまった!?初めての大失態に、内心焦る青依。けれど車から降りてきた男・印南は、青依の痛がるそぶりに顔色一つ変えない。それどころか、平然と「通報されたくなければ言うことを聞け」と命令してきた!!厄介なことになった、と思いつつ拒否権のない青依に、印南はなぜか「9ヶ月間、俺の恋人のフリをしろ」と言い出して!?

良かったなー。
BL版シンデレラストーリーの王道ですが、やっぱり王道はいい♪

あらすじを読むと主人公(=青依)って、もっと狡賢いヤツで金づるである攻・印南を利用して、利用してるはずがすっかり惚れちゃって・・・的な(こういうのは苦手・^^;)感じなのかなーって思ってたけれど、
全然違った!!
私の大好きな健気好青年!

これまでの生活環境や周りの対応のされ方で、生きていく為にやむ得ず“当たり屋”という生き方をしているだけで・・・。
根はとても純粋でいい子でした。

一緒に暮らしていくうちに、印南に“情”が生まれ、少しずつ心を開いていくと、自分のせいで印南に(世間から)恥をかかしてはいけないと一所懸命に頑張る姿がなんとも可愛くて。
健気で良いわー!

印南は言葉足らず、というか、足らなさすぎ(笑)
言う事がいちいち小言っぽくて。
でもそれは読んでる第三者からすると面白いんだけれど(笑)

本人達は決してそうじゃなく、ストレズになってるのに、それがまるで漫才を見ているような楽しさでした。

終盤、青依を突き離すような言動をする印南に、何でー?って思ったけれど。
彼は彼で、束縛したらダメだ・・・なんて心で葛藤してたのねん(*^^*)
可愛いやつじゃ^^

印南に付いてる秘書兼友達の酒匂が良い立ち位置してましたね。
もっと青依にちょっかいかけて、印南にヤキモチ妬かせてやれー(笑)

あ、これ。
印南は森川さん、酒匂は遊佐さんの声で脳内変換して読んでました。
イメージピッタリだと思いませんか?(笑)
青依は誰だろうなー^^

(読了日:2017.6.8)

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BL小説「きみはまだ恋を知らない」(月村 奎) [感想・小説(BL)]


きみはまだ恋を知らない (SHYノベルス)

きみはまだ恋を知らない (SHYノベルス)

  • 作者: 月村 奎 画:志水 ゆき
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: 新書

お気に入り度:★★★★☆
(2017.5月刊行)

作家買い。
月村さんのお話に志水さんの挿絵。。。
このコンビ、何か斬新!

あらすじ。。。

売れない絵本作家の高遠司は、絵本だけでは生活できず、家事代行サービスのバイトをしながら暮らしていた。ある日、司は青年実業家・藤谷拓磨の指名を受け、彼のマンションに通うことになった 。極度のきれい好きと聞いていたので、緊張していた司だが、なぜか藤谷は司が戸惑うほどやさしく親切だった。そして、司が性嫌悪、接触嫌悪であることを知ると、自分を練習台にして触れることに 慣れようと言ってきて!?

とにかく最初から攻の藤谷がとっても優しい。
金持ちボンボンらしいので、逆に何か裏でもあるのかと勘ぐりながら読んじゃった^^;
でもその優しさは最後までずーっと続いていて、特に受の高遠に恋心を意識しだしたらそれがさらにヒートアップ!!
もう溺愛しまくりでしたよー^^

月村さんの書く攻キャラは俺様か、とことん優しいか。
今作は後者でしたね^^

なんで初対面の高遠にこんなに優しいのか・・・はちゃんと理由があります。
ただそれが少しこじつけ設定な感じがしたのが残念。
もうちょっと違う設定でも良かった気もするけれど。。。
まぁいいか(笑)

高遠の性嫌悪、接触嫌悪の原因になった生活環境を思うとちょっと気の毒。
藤谷といる事で少しずつそういうものが癒されている様子が温かくてホッとしながら読んでました。

さらに高遠の人に対する恐怖心のトラウマになった高校時代の同級生。
思ってたより悪いヤツじゃなくて良かったけれど、私の苦手とする“クスリ(媚薬)”云々な流れでテンション↓↓↓

全体的には大好きな月村ワールドの話ではあったのですが、ちょこちょこっと苦手な流れや設定にひっかかりそうな微妙な感じもあって、★が満点にならなかったのもそういう理由。

あと欲を言えば高遠が「絵本作家」である事の意味がもう少し活かされてたらなぁ・・・なんて思ったり。

それでも最後まで楽しく読了。
萌えもたくさんありました^^
藤谷の秘書がね。
もうちょっとかき回してくれるのかと思いきや。
高遠がちょっかいかけられて、藤谷がヤキモチを妬く・・・みたいな場面も読んでみたかったなー^^

志水さんが描く藤谷のスーツ姿がとてもカッコ良かったです^^

(読了日:2017.6.6)

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BL小説「天水桃綺譚」(凪良 ゆう) [感想・小説(BL)]


天水桃綺譚 (プラチナ文庫)

天水桃綺譚 (プラチナ文庫)

  • 作者: 凪良 ゆう  画:藤たまき
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.5月刊行)

凪良さん好きの作家買い。
挿絵も大好きな藤たまきさん。
読むテンション上がります♪

あらすじ。。。

桃農家の亨が見つけた、金色の芳しい桃。それは、天から落ちた桃の精だった。金髪の美しい少年に変じモモと名付けられた彼は、天真爛漫に下界での暮らしを楽しむ。ぎこちなくも不器用な優しさで見守る亨と、純真なモモはやがて想いを寄り添わせていくが、それは許されぬ恋だった―。その後のふたりに加え、白虎さまに恋慕する、未熟な桃の精・コモモの切ない恋物語も書き下ろし。

ファンタジー設定はあまり萌え対象ではないのですが、亨とモモ、白虎とコモモのキャラクターと話の展開そのものがドストライクでした。
もうすっごく好き!!

あとがきを読むと、凪良さんのデビュー前に書かれたお話だとか。
切なさに向かっての話の流れ、それも“甘く”まとめていないところとか、今の凪良作品に通じてるなーって思いました。

それでも最後の最後まで読むと、とても幸福感に包まれるのが凪良さんの物語!

純真すぎるモモがとても可愛くて、亨を慕う様子にキュンキュンします。
言葉足らずな亨の不器用さには時々歯がゆくて、キィーって感じでしたが、でも語らない優しさ、大切に思う気持ちっていうのがしっかり伝わってきます。

そんな2人がゆっくりではありますが、心を通わせていく様子がとても微笑ましかったです。
決して“このまま”・・・にはならないと思っていたのでいつ引き裂かれるのかドキドキでしたが。。。

・・・って、これ、読んでから気付きましたが、デジタル版で買ってました^^;
デジタル版は金ひかるさんの絵です。
・・・積んでいると、こういう事になる。
でも気付いていても、凪良さんなんで紙本も買ってたと思うからいいや^^

同時収録はモモの弟、コモモのお話。
これまたドストライクでしたー^^
コモモのような、ちょっと地味でちょっと不憫でも、健気で純粋で一所懸命なキャラ、大好きなんです。
白虎様の独占欲丸出しの溺愛っぷりにも激萌えさせていただきました。

大切に思い合ってる気持ちが“恋慕”だとお互い気付く前に読んでる私はちゃんと分かってたよ。
なのでじれったい、じれったい。
やっぱり切なくて、悲しくて、辛い展開はあったのですが、最後は最高のハッピーエンドで大満足でした^^

でも白虎様の遊び癖は直らないんだなー。
こういうトコ、逆に何だか面白い。
浮気がバレてコモモにひたすら謝り続ける白虎様って何だか面白いなー^^

亨とモモ、白虎様とコモモ、どちらのカップルもまだまだその先を読んでいたかったです。

藤たまきさんのイラストもこの物語にピッタリ!
特にコモモの膝枕で眠る白虎様の扉絵、好きです^^

凪良さんの全サ、応募済み~♪

(読了日:2017.5.23)

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BL小説「熱砂の王子と永遠の約束」(玉木 ゆら) [感想・小説(BL)]


熱砂の王子と永遠の約束 (ビーボーイノベルズ)

熱砂の王子と永遠の約束 (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 玉木 ゆら 画:サクラ サクヤ
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: 単行本

お気に入り度:★★★☆☆
(2011.10月刊行)

長い間積んでました^^;
アラブもの、あまり得意じゃないのに何で買っちゃってたんだろう。
たぶん挿絵がサクラサクヤさんだったからかな。

あらすじ。。。

「王子いじわる、でも好き一緒いたい」アラブの小国に難を逃れてから、王族の屋敷で働く天涯孤独のルゥ。言葉も通じず苛められ、毎日、寂しさで溢れていた。ところがある宴の席で、王子で主人でもあるサイードに「愛人だ」と宣言されてしまう!!傲慢な王子にふり回されながらも、そのあたたかさにルゥは惹かれていく。そんな時、幼なじみとの再会を喜ぶルゥを見て独占欲を煽られた王子に閉じ込められ強引に抱かれてしまい…。

でも私の得意でない要素(媚薬とか、無理矢理とか、監禁とか)のアラブものじゃなかったので楽しく読めました。

サイードは王子でありながら、出生事情からかしっかり自分の力で生活力を身につけいているし、意識は一般人に近い。
それでもやっぱり王子ならではの品の良さや風格もあってカッコ良かったです。

最初こそ主人と雇われ者って感じだったけれど、ルゥの素朴で優しい人柄に触れ、好感を持ち始めるととっても誠実に接してくる。

ルゥも過酷な状況を乗り越えて苦労しているのにスレてなく、とても健気で一所懸命で可愛かった。
作者さんのあとがきにありましたが、確かに片言って萌えますね^^

身分違いの恋ゆえの切なさも交えながら、でもサイードは絶対ルゥを捨てないっていうのが分かるので安心して読み進められました。

いじめられはしても嫌悪を感じる程、ルゥが痛い目にあったり傷つけられたりする展開や場面が無かったのも個人的には良かった。

アラブBLならではの独特な世界観を味わいたいなら少し物足りないかもしれないけれど、攻が受を溺愛し、とことん愛され、可愛がられる甘々なBLを読みたい方にはオススメです^^

(読了日:2017.5.12)

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BL小説「少年は神と愛を誓う」(夜光 花) [感想・小説(BL)]


少年は神と愛を誓う (SHYノベルス)

少年は神と愛を誓う (SHYノベルス)

  • 作者: 夜光 花 画:奈良 千春
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: 新書

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

あらすじ通り、怒涛の展開で一気読み!
モルガン、怖すぎる!
もうどうなっちゃうのかなぁ!!

あらすじ。。。

キャメロット王国に呪いをかけた魔女モルガンとの闘いを控えたなか、妖精王に連れ去られたランスロットはいまだに帰ってこないものの、神の子である樹里は束の間の穏やかな時間を過ごしていた。アーサー王の子を妊娠していることが発覚してから、アーサーの樹里への愛情はますます深まり、その独占欲はときどき困惑するほどだった。そんなとき、王都にやってきたケルト族の老婆で祈祷師のダヤンは、樹里の前で不吉な宣託をする。アーサーが身内に殺される、お前は亡霊を見る、と。不安になった樹里は妖精王の棲むラフラン領へ向かうのだが…。シリーズ、怒涛のクライマックス!!

アーサー王の物語で語られている部分とこの物語のオリジナルな部分がとても上手く絡め合わさっていて、ものすっごく面白い!!

いつ、どこで、魔術の危険にさらされてしまうのか、ページを捲るたびにドキドキハラハラ。特に後半から終盤の戦いは壮絶でした。

心身共に強靭な強さを持つアーサーがっ!!!と、思いきや今度は樹里がっ!!!
もう一体どうなるの!?

もうダメだーーーーって思った瞬間に登場するランスロット。
ホッと一安心。
彼がアーサーの側にいるだけでやっぱりとても心強い。

それにしてもアーサーはやっぱりカッコいいねぇ!
樹里か、お腹の子か。どちらか選択を迫られて言い放った言葉。
“樹里もお腹の子もどちらも守るっ!!”
どちらもって言える人ってやっぱり(心が)強いと思う。
その場面の奈良さんの扉絵も素敵なんだよねー(*^^*)

そんなアーサーの男前に惚れ惚れしてる間もなく、樹里の母親が心配だし、モルガンの反撃も恐怖。
いよいよ最終決戦だね。
この物語もあと1,2冊で終わっちゃうのかな。
ちょっと寂しいけれど、でも早く平和が訪れて欲しいのも本音(読んでる緊張感が半端ないので・笑)。

(読了日:2017.5.10)
*****
シリーズ既読感想
少年は神の子を宿す
少年は神を裏切る
少年は神の生贄になる
少年は神に嫉妬される
少年は神の花嫁になる

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BL小説「恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで 2~」(安西 リカ) [感想・小説(BL)]


恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)

恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)

  • 作者: 安西 リカ 画:木下 けい子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

前作がとても良かったので、穂木と志方のその後が読めるのが嬉しかったです。

あらすじ。。。

志方と同居を始めて九ヵ月。共通の友人が家に遊びにくることも増え、多忙ながらも穏やかな日々を送っていた穂木。ようやく迎えた年末年始の休暇中、ある事情で姉の息子の三歳児、柊を預かることになる。初対面ではその強面に大泣きしたもののすぐに志方になついた柊を見て、志方が子ども 好きだったことを思い出す。するとまた心の奥にしまったはずの不安が頭をもたげてきて……?

何かホント、穂木の思いが切なくて。
両思いなんだよ、この2人。一緒に暮らしてるし。
それも志方から本当に大切にされているって分かるのに、なぜか穂木の志方への思いがとても切なくて、何度もギュっとさせられる。
優しい切なさだね。
好きすぎて苦しい・・・だなんて。
ホント、ピュアすぎるよ(T_T)

前作からずっと穂木視点で物語は語られているし、もともと志方は寡黙で表情も出ないタイプなので、感情が分かりづらい。
それでも穂木をすっごく大切にしてる気持ちが伝わってくる。
そこがまた読んでてキュンキュンさせられるんだよねー。

穂木が倒れた時に見た夢が少し気になる。
死ぬ時は一緒・・・。
2人のそういう未来図はあまり想像したくない。
このままずっとずっとずっと2人で幸せに生きていってほしいです。

本編最後の収録されていた貴重な志方視点のショートストーリーも良かった。
志方が感じてる事って、穂木視点で書かれている志方のイメージそのまんまでしたが(笑)
良い意味で、あまり細かい事は気にしてないって感じがいいんだよね。
志方視点でも穂木の感情はダダ漏れしてるのも何だか可愛くていいなーって思った。
志方の薬指をチラチラみてニンマリしてる穂木。
その顔を見て、志方は(そのまま指輪を)はめてていいかって思う。
こういう2人の関係、理想です^^

あ、甥っ子柊ちゃん、可愛かった♪
チビっ子が出てくるBLが大好きなので、さらに楽しむ事が出来ました!

(読了日:2017.4.29)
*****
シリーズ既読感想
好きで、好きで

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