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BL小説「天水桃綺譚」(凪良 ゆう) [感想・小説(BL)]


天水桃綺譚 (プラチナ文庫)

天水桃綺譚 (プラチナ文庫)

  • 作者: 凪良 ゆう  画:藤たまき
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.5月刊行)

凪良さん好きの作家買い。
挿絵も大好きな藤たまきさん。
読むテンション上がります♪

あらすじ。。。

桃農家の亨が見つけた、金色の芳しい桃。それは、天から落ちた桃の精だった。金髪の美しい少年に変じモモと名付けられた彼は、天真爛漫に下界での暮らしを楽しむ。ぎこちなくも不器用な優しさで見守る亨と、純真なモモはやがて想いを寄り添わせていくが、それは許されぬ恋だった―。その後のふたりに加え、白虎さまに恋慕する、未熟な桃の精・コモモの切ない恋物語も書き下ろし。

ファンタジー設定はあまり萌え対象ではないのですが、亨とモモ、白虎とコモモのキャラクターと話の展開そのものがドストライクでした。
もうすっごく好き!!

あとがきを読むと、凪良さんのデビュー前に書かれたお話だとか。
切なさに向かっての話の流れ、それも“甘く”まとめていないところとか、今の凪良作品に通じてるなーって思いました。

それでも最後の最後まで読むと、とても幸福感に包まれるのが凪良さんの物語!

純真すぎるモモがとても可愛くて、亨を慕う様子にキュンキュンします。
言葉足らずな亨の不器用さには時々歯がゆくて、キィーって感じでしたが、でも語らない優しさ、大切に思う気持ちっていうのがしっかり伝わってきます。

そんな2人がゆっくりではありますが、心を通わせていく様子がとても微笑ましかったです。
決して“このまま”・・・にはならないと思っていたのでいつ引き裂かれるのかドキドキでしたが。。。

・・・って、これ、読んでから気付きましたが、デジタル版で買ってました^^;
デジタル版は金ひかるさんの絵です。
・・・積んでいると、こういう事になる。
でも気付いていても、凪良さんなんで紙本も買ってたと思うからいいや^^

同時収録はモモの弟、コモモのお話。
これまたドストライクでしたー^^
コモモのような、ちょっと地味でちょっと不憫でも、健気で純粋で一所懸命なキャラ、大好きなんです。
白虎様の独占欲丸出しの溺愛っぷりにも激萌えさせていただきました。

大切に思い合ってる気持ちが“恋慕”だとお互い気付く前に読んでる私はちゃんと分かってたよ。
なのでじれったい、じれったい。
やっぱり切なくて、悲しくて、辛い展開はあったのですが、最後は最高のハッピーエンドで大満足でした^^

でも白虎様の遊び癖は直らないんだなー。
こういうトコ、逆に何だか面白い。
浮気がバレてコモモにひたすら謝り続ける白虎様って何だか面白いなー^^

亨とモモ、白虎様とコモモ、どちらのカップルもまだまだその先を読んでいたかったです。

藤たまきさんのイラストもこの物語にピッタリ!
特にコモモの膝枕で眠る白虎様の扉絵、好きです^^

凪良さんの全サ、応募済み~♪

(読了日:2017.5.23)

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BL小説「熱砂の王子と永遠の約束」(玉木 ゆら) [感想・小説(BL)]


熱砂の王子と永遠の約束 (ビーボーイノベルズ)

熱砂の王子と永遠の約束 (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 玉木 ゆら 画:サクラ サクヤ
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: 単行本

お気に入り度:★★★☆☆
(2011.10月刊行)

長い間積んでました^^;
アラブもの、あまり得意じゃないのに何で買っちゃってたんだろう。
たぶん挿絵がサクラサクヤさんだったからかな。

あらすじ。。。

「王子いじわる、でも好き一緒いたい」アラブの小国に難を逃れてから、王族の屋敷で働く天涯孤独のルゥ。言葉も通じず苛められ、毎日、寂しさで溢れていた。ところがある宴の席で、王子で主人でもあるサイードに「愛人だ」と宣言されてしまう!!傲慢な王子にふり回されながらも、そのあたたかさにルゥは惹かれていく。そんな時、幼なじみとの再会を喜ぶルゥを見て独占欲を煽られた王子に閉じ込められ強引に抱かれてしまい…。

でも私の得意でない要素(媚薬とか、無理矢理とか、監禁とか)のアラブものじゃなかったので楽しく読めました。

サイードは王子でありながら、出生事情からかしっかり自分の力で生活力を身につけいているし、意識は一般人に近い。
それでもやっぱり王子ならではの品の良さや風格もあってカッコ良かったです。

最初こそ主人と雇われ者って感じだったけれど、ルゥの素朴で優しい人柄に触れ、好感を持ち始めるととっても誠実に接してくる。

ルゥも過酷な状況を乗り越えて苦労しているのにスレてなく、とても健気で一所懸命で可愛かった。
作者さんのあとがきにありましたが、確かに片言って萌えますね^^

身分違いの恋ゆえの切なさも交えながら、でもサイードは絶対ルゥを捨てないっていうのが分かるので安心して読み進められました。

いじめられはしても嫌悪を感じる程、ルゥが痛い目にあったり傷つけられたりする展開や場面が無かったのも個人的には良かった。

アラブBLならではの独特な世界観を味わいたいなら少し物足りないかもしれないけれど、攻が受を溺愛し、とことん愛され、可愛がられる甘々なBLを読みたい方にはオススメです^^

(読了日:2017.5.12)

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BL小説「少年は神と愛を誓う」(夜光 花) [感想・小説(BL)]


少年は神と愛を誓う (SHYノベルス)

少年は神と愛を誓う (SHYノベルス)

  • 作者: 夜光 花 画:奈良 千春
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: 新書

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

あらすじ通り、怒涛の展開で一気読み!
モルガン、怖すぎる!
もうどうなっちゃうのかなぁ!!

あらすじ。。。

キャメロット王国に呪いをかけた魔女モルガンとの闘いを控えたなか、妖精王に連れ去られたランスロットはいまだに帰ってこないものの、神の子である樹里は束の間の穏やかな時間を過ごしていた。アーサー王の子を妊娠していることが発覚してから、アーサーの樹里への愛情はますます深まり、その独占欲はときどき困惑するほどだった。そんなとき、王都にやってきたケルト族の老婆で祈祷師のダヤンは、樹里の前で不吉な宣託をする。アーサーが身内に殺される、お前は亡霊を見る、と。不安になった樹里は妖精王の棲むラフラン領へ向かうのだが…。シリーズ、怒涛のクライマックス!!

アーサー王の物語で語られている部分とこの物語のオリジナルな部分がとても上手く絡め合わさっていて、ものすっごく面白い!!

いつ、どこで、魔術の危険にさらされてしまうのか、ページを捲るたびにドキドキハラハラ。特に後半から終盤の戦いは壮絶でした。

心身共に強靭な強さを持つアーサーがっ!!!と、思いきや今度は樹里がっ!!!
もう一体どうなるの!?

もうダメだーーーーって思った瞬間に登場するランスロット。
ホッと一安心。
彼がアーサーの側にいるだけでやっぱりとても心強い。

それにしてもアーサーはやっぱりカッコいいねぇ!
樹里か、お腹の子か。どちらか選択を迫られて言い放った言葉。
“樹里もお腹の子もどちらも守るっ!!”
どちらもって言える人ってやっぱり(心が)強いと思う。
その場面の奈良さんの扉絵も素敵なんだよねー(*^^*)

そんなアーサーの男前に惚れ惚れしてる間もなく、樹里の母親が心配だし、モルガンの反撃も恐怖。
いよいよ最終決戦だね。
この物語もあと1,2冊で終わっちゃうのかな。
ちょっと寂しいけれど、でも早く平和が訪れて欲しいのも本音(読んでる緊張感が半端ないので・笑)。

(読了日:2017.5.10)
*****
シリーズ既読感想
少年は神の子を宿す
少年は神を裏切る
少年は神の生贄になる
少年は神に嫉妬される
少年は神の花嫁になる

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BL小説「恋みたいな、愛みたいな~好きで、好きで 2~」(安西 リカ) [感想・小説(BL)]


恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)

恋みたいな、愛みたいな ~好きで、好きで (2)~ (ディアプラス文庫)

  • 作者: 安西 リカ 画:木下 けい子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

前作がとても良かったので、穂木と志方のその後が読めるのが嬉しかったです。

あらすじ。。。

志方と同居を始めて九ヵ月。共通の友人が家に遊びにくることも増え、多忙ながらも穏やかな日々を送っていた穂木。ようやく迎えた年末年始の休暇中、ある事情で姉の息子の三歳児、柊を預かることになる。初対面ではその強面に大泣きしたもののすぐに志方になついた柊を見て、志方が子ども 好きだったことを思い出す。するとまた心の奥にしまったはずの不安が頭をもたげてきて……?

何かホント、穂木の思いが切なくて。
両思いなんだよ、この2人。一緒に暮らしてるし。
それも志方から本当に大切にされているって分かるのに、なぜか穂木の志方への思いがとても切なくて、何度もギュっとさせられる。
優しい切なさだね。
好きすぎて苦しい・・・だなんて。
ホント、ピュアすぎるよ(T_T)

前作からずっと穂木視点で物語は語られているし、もともと志方は寡黙で表情も出ないタイプなので、感情が分かりづらい。
それでも穂木をすっごく大切にしてる気持ちが伝わってくる。
そこがまた読んでてキュンキュンさせられるんだよねー。

穂木が倒れた時に見た夢が少し気になる。
死ぬ時は一緒・・・。
2人のそういう未来図はあまり想像したくない。
このままずっとずっとずっと2人で幸せに生きていってほしいです。

本編最後の収録されていた貴重な志方視点のショートストーリーも良かった。
志方が感じてる事って、穂木視点で書かれている志方のイメージそのまんまでしたが(笑)
良い意味で、あまり細かい事は気にしてないって感じがいいんだよね。
志方視点でも穂木の感情はダダ漏れしてるのも何だか可愛くていいなーって思った。
志方の薬指をチラチラみてニンマリしてる穂木。
その顔を見て、志方は(そのまま指輪を)はめてていいかって思う。
こういう2人の関係、理想です^^

あ、甥っ子柊ちゃん、可愛かった♪
チビっ子が出てくるBLが大好きなので、さらに楽しむ事が出来ました!

(読了日:2017.4.29)
*****
シリーズ既読感想
好きで、好きで

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BL小説「恋は甘くない?」(月村 奎) [感想・小説(BL)]


恋は甘くない? (ディアプラス文庫)

恋は甘くない? (ディアプラス文庫)

  • 作者: 月村 奎 画:松尾 マアタ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2017/04/10
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2017.4月刊行)

お気に入り作家さん、月村さんの新作。
挿絵がこれまたお気に入りのマアタさんという事もあって、いつも以上に楽しみにしていました。

あらすじ。。。

揉め事が苦手でノーと言えない睦月は、大学入学早々、先輩がふくよか男子ばかりというスイーツ研究会に入部することになった。同じく新入部員となったのは、イケメンで何でもはっきりとものを言う川久保。まったく似ていない二人は、一緒に行動するうちにだんだん仲良くなってゆく。そんなある日、いつも助けてもらっていることを睦月が詫びると、「お返しにキスでもさせてもらおうかな」と川久保に唇を奪われ…?

攻キャラがちょっとオレ様で、受キャラがちょっと優柔不断。
月村作品らしいキャラクターと物語で新作も楽しく読了。

ただ、“ノー”と言えない睦月が、周りに押し切られ、ついつい引き受けてしまう流され具合が最初はしんどかったなぁ^^;
こういうタイプ、月村さんの物語にはよく登場する主人公なのですが、睦月はあまりにもお人よしすぎて、最初はちょっとイラっとしながら読んでしまう場面も^^;

それでも睦月はそんな自分自身をよく分かっていて、そういう自分を受け入れているのでネガティブでなくウジウジもしてないんですよね。

川久保も言ってるけれど、流されても、流された状況で楽しんでるタイプ。
読み進めていくと、睦月って意外にポジティブ?って思い始め、そうしていくと睦月にも愛着が湧いてきました。
どんな状況でもその空間を楽しめるって、ある意味素晴らしい事だったりするものね。

川久保は月村さんらしい攻キャラでした。
こういう程好い“わが道を行く”攻キャラって好きだなー。
オレ様タイプで睦月を振り回しているようで、実は振り回されているって感じの2人。
面白かったです。

同時収録は川久保視点の話かなと思いきや、まさかの御子柴部長メインだった!
いや、悪かないんだけれど(笑)

機会があれば、憎めない小悪魔・沢渡のスピンオフ、読みたいなー。

(読了日:2017.4.27)

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BL小説「【デジタル版】崎義一の優雅なる生活 エリカの咲く庭」(ごとう しのぶ) [感想・小説(BL)]


崎義一の優雅なる生活 エリカの咲く庭

崎義一の優雅なる生活 エリカの咲く庭

  • 作者: ごとう しのぶ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/01/30
  • メディア: 単行本

お気に入り度:★★★☆☆
(2016.1月刊行)

本シリーズ終了後の物語の2冊目。
うーん。。。
正直、井上佐智ってあまり印象ないんだよねー^^;
(佐智ファンの方すみません!)

あらすじ。。。

念願かなってついに一緒に住みはじめたギイとタクミ。ある日、ギイの部屋で1枚の未開封CDを見つけたタクミは……。ギイの幼馴染みで世界的バイオリニストでもある井上佐智の知られざる過去が明らかに!!

なので。
2冊目の物語は佐智がメインの話だったので。
いまいち感情移入出来なかったっていうのが本音。
本編のどの辺りが繋がっているのか、どの辺りの続きの話なのか、あまりピンと来なくて。
佐智が好きな山田聖矢って人物は覚えてたけれど。

でもまぁなにわともあれ、2年間ほったらかしにされてた佐智でしたが、聖矢の思いも分かって、正式に恋人同士になれたみたいなので良かったです。

タクミくんは物語の最初と最後だけ登場。
(佐智の過去を回想する物語なので“現在”にならないと登場しない。)
ギィは最後だけ。
楽しみだったギィとタクミくんの絡みはほとんどなかったので自己評価は★3つくらいかな。

でもまた続きが出たらきっと買うだろうな。
本編終了後は、もういいやって思ってたけれど、やっぱりこのシリーズから離れられないんだなー(笑)

(読了日:2017.4.14)

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BL小説「楽園暮らしはどうですか?」(夕映 月子) [感想・小説(BL)]


楽園暮らしはどうですか? (二見書房 シャレード文庫)

楽園暮らしはどうですか? (二見書房 シャレード文庫)

  • 作者: 夕映 月子 画:高峰 顕
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2017/02/24
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2017.2月刊行)

作家買い。
と言っても、夕映さんの作品を読むのは久しぶりかなぁ。

あらすじ。。。

地方鉄道会社、日本海電気鐵道―通称かいでんに鳴り物入りで入社した朝霞は同僚たちから嫉妬混じりに「東大クン」と呼ばれ居心地悪い毎日。人の機微には疎くても何より鉄道が好きなのに…。そこへ声をかけてきたのは運輸部の運転士・市川。あまりのイケメンぶりにまるで接点を見いだせない朝霞だったが、一人はさみしいからと部屋に上がり込まれ、連日鍋をする羽目に。「俺とつきあう?」口調の軽さとは裏腹に、問う眼差しは真剣で…。

話はそんなに派手な展開は無かったです。

その分、朝霞と市川の関係の変化がゆっくり丁寧に書かれてあって、それに集中して読めたのは良かったです。
欲を言えば、好きになるキッカケがもう少しインパクトあればなぁとも思ったけれど。
だって、朝霞に思いを伝えてからの市川の猛アタックが凄かったんだもの。
その部分に関してはすっごくキュンキュンしちゃいました。
こんなに惚れこまれるのって何だか羨ましい!(笑)
しかも、下心とかなくてホントに誠実に思ってるんです。
だから安心しながら読めたのも良かった。

なのに、もうちょっと切ない展開があればなーなんて思うのは贅沢かしら(笑)
途中から登場してきた市川の元カレ。
既婚者なのに市川との仲を裂こうとしたり、ヨリを戻そうとするわりには世間体に負けてあっさり引いた。
うーん、ちょっと悪役になりきれない中途半端な存在だったなー^^;

仕事環境、周囲とあまり上手く言ってない朝霞。
鉄オタ含めて全部受け入れてくれる市川。
でもそんな市川も引くくらいの鉄オタっぷりを発揮してくれていたらもっと楽しくなったかも。
鉄道にヤキモチ妬くくらいに(笑)

萌え度が上がらなかったので自己評価は★3つですが、夕映さんの作品らしい優しい雰囲気が漂う物語でした。
BL濃度は濃いめ。
場面も結構あったかな。

カバーイラスト含め、高峰さんのイラストも素敵でした^^

(読了日:2017.3.24)

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BL小説「【デジタル版】「恋愛シリーズ」単行本未収録ノベル小冊子 愛とは言えない」榎田尤利 [感想・小説(BL)]



お気に入り度:★★★☆☆
(2017.2月配信)

本編は小説、コミックスどちらも読了済み。
彼らのその後が読めると知り購入しました。

あらすじ。。。

イヴの夜、実業家の橘高が10数年振りに再会したのは、唯一手に入らなかった男・サガン。理屈屋の大学准教授・サガンとやり手の実業家・橘高は、互いを想いつつも恋人がいると勘違いし、すれ違う…。大人気「恋愛シリーズ」の小説Ver.「愛とは言えない」の後日談。単行本未収録のショート3本を収録した電子書籍だけのスペシャル作品集!

作品内容に書かれているように“単行本未収録のショート3本を収録したスペシャル作品集”です。

付属ペーパーや雑誌の付録で書かれたショートってなかなか読め集められないのでこういう風にまとめてデジタル配信してもらえると嬉しいな。
(この本の作品がそれらの再録か改めての執筆かは分からないけれど)

ショート3編収録。
橘高とサガンが2編。
英と淳平が1編。
どちらかと言えば英と淳平のコミックスカップルの方がお気に入りだったので彼らのその後も読めて良かったです。
英と淳平の話の流れから3編目はサガン、橘高、英、淳平の4人で集う話かとちょっと期待してしまいましたが・・・違ってました。
英と淳平が就職の話で橘高を訪ねていく話も読んでみたかった。
せっかくやきのりちゃんも登場していたし。

あ、もちろん収録作3編ともどれも楽しかったですよ!!
面白かったけれど、なにぶんページ数が少ないので★3つ・・・かな。

(読了日:2017.3.16)

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BL小説「累る-kasaneru-」(凪良 ゆう) [感想・小説(BL)]


累る-kasaneru- (プラチナ文庫)

累る-kasaneru- (プラチナ文庫)

  • 作者: 凪良 ゆう 画:笠井 あゆみ
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2015/10/13
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2015.10月刊行)

発売当初に作家買いしてました。
凪良作品らしからぬ笠井あゆみさんの美しいけれどエロいカバーイラストにまずビックリした記憶があります^^;
あらすじから感じる雰囲気といい(“虐待”という文字があるし)、チラリと見たレビュー評価が、限りなくダーク(エグいらしい)という声が多くて、凪良さんの本なのに、なかなか読む覚悟が出来なかった理由、分かってもらえたかしら^^;

内容(あらすじ)はこんな感じ。。。

異母弟の奏人を母の虐待から庇い、夢に魘されると共に眠り宥めてきた七緒。ふたりが大学生となった頃、奏人から恋情を告げられ戸惑うが、七緒もまた彼が愛おしかった。けれど、夢を見た。奏人の夢と共通点があるようだが、徐々におぞましく苦痛に満ちていく夢。奏人に抱かれている時だけは、それから逃れられた。なのに夢が進むにつれ、恐ろしい疑念がこみ上げてきて…。

重い。。。
重いわ。
レビュー評価に偽り無かった。
よく頑張ったよ、私。←読むのを・笑

でもある程度、覚悟の上で読んだせいか、思ってたよりは読み進められました。
それでも、何もかも悲劇にしか進んでいかない主人公の2人の過去を読むのはキツかった。
しかもそんなに大昔の出来事じゃないだよね。昭和初期とか。
仕打ちが酷すぎるよ><

今、再び、同じ時代に生まれ変わって、そしてまた出会う事が出来てホント良かったなって思う。
これでようやく2人で生きていける事に安堵を感じながらも、それでも何もかも流せてハッピーエンド♪♪♪って思えないのは“秘密”という陰りがあるからなのかな。
前世と現世の因果を背負いながらも、現世では絶対に離れず幸せに生きていって欲しいと思います。

主人公・七緒と奏人に対してはとても優しい気持ちで読めるのだけれど、この2人の父親のダメっぷりは逆にあっぱれだったな。
女性にだらしなく、子供達に対しても責任感があるようでない。
そのくせ、2人の関係を父親面して批判してる。
最低ーっ。
奏人への虐待は絶対許せないけれど、七緒の母親視点に立つとあの夫に対して、妻として女性として、同情してしまう部分もある。
最期も救われない。
七緒達の“秘密”は、父親のせいでもある気がするのだけれど。

そうそう。
カバーイラストでどんなけドロドロなエロなんだ!?って思っちゃったけれど、心配してたほどの私の苦手な苦痛描写が無くて良かったです。
(あらすじを読むと編集者さんの助言があったとか。)

でもやっぱり他の作者さんの本なら手放した作品かも。。。^^;
大好きな凪良さんの本という事で★4つ。そしてこのまま本棚にしまっておきます(苦笑)

(読了日:2017.3.3)

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BL小説「窓辺のヒナタ」(朝丘 戻) [感想・小説(BL)]


窓辺のヒナタ (ダリア文庫)

窓辺のヒナタ (ダリア文庫)

  • 作者: 朝丘 戻  画:yoco
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2017/02/13
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.2月刊行)

作家買い。
とは言え、最近、朝丘さんの本、あまり買ってなかったなー。
朝丘さんの物語って限りなくバッドエンドに近い締めくくりもあるので何でもかんでも買い・・・っていうのがちょっと怖いんだなー^^;
レビュー読んでから決めたりして。
でもこの作品は「坂道のソラ」のスピンオフと知り、即買いしました。

あらすじ。。。
この暗い所から解放してくれる、空みたいな人だった――。
高校生の日向は家族にゲイだとばれ、継父から冷たい仕打ちを受けていた。 自分の存在価値と将来に希望を見いだせずにいながらも明るく前むきに努力していた日向。そんなある夜、SNSで「シン」という男性と出会い、女の子だと勘違いされてしまう。シンの優しい人となりに惹かれてしまった日向は、どうしても本当のことが告げられず……。


もぅ切ない!
切ないよっ!!
ホント、朝丘さんらしい切なさがいっぱい詰まった物語でした。
いちページ、いちページ、日向と新の心情が痛いほど伝わってきて、分厚いページ数だったけれど一気に読んじゃった。
これ、バットエンドじゃないよね???なんて、2人の行く先がハッキリ感じられるまでドキドキしながら読んでました。

SNS上で偶然知り合った「シン」という男性に惹かれていく気持ちを押えきれず、女の子だと勘違いされたまま接していく「ヒナタ」。
「ヒナタ」が男の子だと分かった時「シン」がどういう態度を取るのか心配でした。
「ヒナタ」が傷つかないように。。。
願いながら読んでたのですが、日向の本当の姿に最初こそ驚きはしたものの新はとっても紳士でした。
ホント、SNSで皆んなが「シン」に対して“ほとけさま”ポーズを取っちゃう気持ちが分かるくらい(笑)

両思いになった後もそのまんまの気持ちでお互いを大切にし合っているのがとても良かったです。
大切に思うからこそ、これ以上深入りできない、綺麗なままの「思い出」になろうとする気持ちがとても切なくて。
でも、きっとそれぞれが持つそんな不安感は、これから先、良い意味で幸せを創る糧になるんだろうと思った。
カバーイラストのように、静かに寄り添いながら温かい時間を2人で過ごしていくんだろうと想像できて、とても優しい気持ちで読み終える事が出来ました。

途中までは日向の家庭環境が・・・というより義父の言動がヒドくて、読んでてホント、気分が悪かったけれど、でもこういう人っているよなーって思ったりもした。
自分の常識枠に嵌らないモノに対して、頭ごなしに毛嫌いし偏見を持つ人って。

でもそれ以外は日向の実母も友達の忍も、SNS上のトーク仲間も。
皆んな日向に優しい人ばかりで救われた。
義弟も。
いつか分かり合える日が来る気がする。
てか、忍とのスピンオフって有り?(笑)

新側の仕事や仲間の環境はちょっと複雑。
しかし「タナ」(棚橋)にはビックリだ(笑)
なんちゅーヤツだって思ったけれど、結局、もっと戦い合いたかったのに新が早々に試合放棄してしまって、その感情をどういう風にぶつけていいのか分からなかった末の行動って感じだったね。
結果的には許せるキャラだった。

前作「坂道のソラ」の2人がどういう風に登場してくるのかなって思ってたけれど。
ココでかー(笑)
変わらず仲良しさんで良かったです^^

“アニパー”のキャラが可愛いね。
ホントにあったら覗いてみたい^^
SNSってやった事ないけれど、こういう感じなのかーっていう雰囲気だけは掴めました(笑)

(読了日:2017.2.23)
*****
シリーズ既読感想
坂道のソラ

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