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BL小説「恋のはなし」(砂原糖子) [感想・小説(BL)]


恋のはなし (1) (ディアプラス文庫)

恋のはなし (1) (ディアプラス文庫)

  • 作者: 砂原 糖子 画:高久尚子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2008/02/09
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2008.2月刊行)

【あらすじ】
ホテルマンの多和田はゲイである己に罪悪感を抱き、29歳になるこの年まで恋愛経験がなかった。ある日、親友の石野から男性を紹介されることになる。待ち合わせ場所に現れた男に多和田は一目で惹かれるが、実はそれは別人。来られなくなった相手の代わりに伝言を頼まれた石野の従兄弟・新山が、美貌なのに初心な多和田に興味を覚え、ゲイのふりで話を合わせていたのだ…。偽りから始まるトゥルーラブストーリー。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
【主な登場人物】
多和田知生・・・主人公。ホテルマン。29歳。
新山慶吾・・・石野の従兄弟。脚本家。28歳
石野和樹・・・多和田の親友。29歳

ゲイである多和田知生は世間でいう“普通”ではない自分に自信が持てず、その罪悪感のためか、29年間、恋愛も出来ずにいる。
何年かぶりの同窓会で、学生時代から片思いしていた親友の石野から同じ“同類”の友人を紹介すると言われ、3人で会う予定が、当日、石野は仕事で来れず、しかも紹介するはずだった相手も事故で来れず、その言付けに頼まれたのが石野の従兄弟の新山でした。

事の事情を知らない多和田は勘違いします。
新山もただ「行けなくなった」事だけを伝えるように言われているので2人が出会う最初の場面、多和田の言葉でなんとなく合わせながら会話する新山と、紹介してもらった相手と勘違いして話す多和田と、会話の微妙なすれ違いが噛み合わさっていく様子がとても自然に上手く描かれているなーと思いました。

でもそこからがいけない。
4分の1フランスの血が混じっているクオーターで綺麗な容姿の上、真面目で純真な多和田に興味を持った新山。
それだけでなく、自分が演出するテレビのネタ(ゲイ)として彼に近づきます。

そうとは知らず、初めて自分が好きになっても構わない相手。好きになってもらえるかもしれない相手・・・と、多和田は純粋に新山との出会いに幸せを感じ始めます。
その思いが進めば進むほど、多和田が真実を知って傷つく姿を見る(読む)のが辛くって・・・。
ページをめくるたび、どきどきしました。
だって本当に多和田の心は純真無垢で、男しか愛せない自分が周りに申し訳ないように生きてて。
そんな人がやっと手にした幸せだったから。
お互いいい加減なら冗談で済まされても、多和田の心はそうじゃない。
こういう心は利用しちゃダメだよ・・・><

その事実を知った後で、新山に抱かれる多和田の場面はちょっと・・・いやかなりかわいそうだった。
「お前なんてキライだ、バカヤロウ!」って言わない(言えない)多和田の心が辛すぎて・・・。
ウルってきそうになりました。

その後、多和田は新山と距離を置くようになるのですが、やっぱりハッキリした原因を伝える事が出来ないまま。
“決定的な言葉”を言って、本当に新山との関係が切れてしまうのを恐れている多和田が切な過ぎる。

でも苦しんでいたのは多和田だけじゃなかった。
その後、多和田に避けられていると気づいた時には、新山の心はもうすでに多和田一色になっていた・・・。
新山は“ミイラ取りのミイラになった”ケースでしたね(笑)
興味本位と(自分勝手な)仕事の一環で近づいたハズなのに。

自分の思いに気づいた新山はまるで子供でした。
多和田の秘めた石野への思いも感情的に本人の前でバラすし、多和田の怒りをかったら、やけになって「もうおしまい。バイバイ」って・・・。
オイオイ。
小さな子が欲しいものが買ってもらえず“もういらない”ってスネる子供みたいだったよー。
しかも泣いちゃってるし・・・。

恋愛に対しては手馴れた新山が常にリード。そのせいか新山が多和田を引っ張ってる感じですが、実は精神的には多和田の方がずっと大人でしたね。

「・・・あんたが好きなのが、俺じゃないと嫌だ」
「好きです。そう何度も言いました」
「代わりなんか、俺はならない。男だから俺でいいってんなら・・・」
「誰の代わりですか。また・・・僕を怒らせようとしないでください」


んもう!新山、ガキすぎ~!!
よしよし。分かったよ。・・・そんな感じでした^^;
でも憎めないんだなー。なんでだろう。
どうか多和田さんを幸せにしてあげてください・・・そんな気持ちでこの物語を読み終えました。

同時収録の続編、「愛のはなし」も良かったです。
いまやすっかり新山の方が惚れちゃってるーって感じでした。
2人ともお幸せに・・・^^

余談・・・でもこの物語、かなりエロいシーンが多かったっていう印象が強いのは、やっぱり挿絵にそのシーンが多かったからなぁ・・・^^;

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・・・なんかこの頃ってかなりしっかり感想書いてるなー、私^^;

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BL小説「RYOUMAシリーズ 無敵なコイビト」(ゆら ひかる) [感想・小説(BL)]


無敵なコイビト RYOUMA 2 (ダリア文庫)

無敵なコイビト RYOUMA 2 (ダリア文庫)

  • 作者: ゆら ひかる 画:唯月一
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2005/03/12
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2005.3月刊行)

【あらすじ】
高校一年生の拓哉にとって、幼馴染の凌馬は特別な存在!超こわがりで、夜一人で眠れない拓哉のために凌馬は一緒のベッドで寝てくれる。だけど、最近の凌馬は急に不機嫌になったり、冷たかったりで拓哉は振り回されてばかり。怒る拓哉だが、凌馬には凌馬なりの苦悩があるようで…!?拓哉と凌馬の学園ラブロマンス。見逃せない書き下ろし付きで第二弾登場。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
前作「絶対イジワル!」(関連記事)の続編です。
やっぱりここでも“怖い話”が出てきましたが、ちょっと免疫(?)が付いてしまったのかこの物語の一環として読み進める事が出来ました(笑)
子供の霊のお話部分で部屋をパタパタ・・・・っていうトコは想像するとちょっと怖かったけれど、でもちゃんと“意味ある流れ”で、ちょっぴしジーンとさせられましたよ。

その時に「黒炎」という凌馬と魂の契約を交わし、凌馬が持つ数珠に封じこめられている魔物が登場するのですが、このシリーズ第二巻の中でここの場面が一番好きかも。
『主(凌馬)』に命(めい)で、拓哉を黄泉の世界へ導こうとする霊から守るために、人という形になって現れ、ほんの数ページだけだったのに・・・。すんごくインパクトあったなー。
本当はどんな霊よりも一番恐ろしい魔物だから恐れないといけないハズなのだけれど。
この先、拓哉との絡みとか有りそうな、無さそうな・・・でもちょっと期待したくなる、そんな“オイシイ”存在です。

また前作ではいまいち凌馬の気持ちが拓哉には伝わらず、やきもき・・・な感じで終わりましたが、今回のお話で2人は無事、両思いになります。
凌馬くん、良かったね。

少々ビビりながらも(怖い話の事ね^^;)、今回も全体的にはほんわか、ほのぼの・・・な物語で満足な一冊でした^^

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1巻が怖くて続き、読んでないって思ってたけれど、読んでました(笑^^;)
今以上に無心でBLを読んでた頃。いろいろ懐かしいです。

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BL小説「「子供の領分・ハイパー 分岐点」(吉原 理恵子) [感想・小説(BL)]


分岐点 ―子供の領分ハイパー (角川ルビー文庫)

分岐点 ―子供の領分ハイパー (角川ルビー文庫)

  • 作者: 吉原 理恵子 画:如月弘鷹
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2005.2月刊行)

【あらすじ】
怒涛の体育祭も無事終了し、それぞれが以前と変わらぬ日常生活に戻ったかに思えた、広海を始めとする茅野家三兄弟と蓮見高校御三家達。しかしその体育祭で茅野家三男・大地が、広海と因縁の過去を持つ日比野と偶然再会してしまっていたことにより、新たな嵐の到来が!?大人気シリーズ『子供の領分』ハイパーな新展開。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
前回のお話「学園タイフーン」の続き。
広海の学校の体育祭中に、広海の因縁の相手、日比野を含む蓮見高校の黄色組応援団と、大地との間で起こった一触即発の事があらゆるところで波紋を呼び、よくもまぁここまで話が拡がってゆくもんだ^^;
でも面白かったです^^
今まで読みながら、“あれ、この人はだれだっけ?”って記憶を辿りつつ読んでいた部分もありましたが、「学園タイフーン」から続いて、スムーズに“人の関係”が繋がってゆき、すっきりして読み進めてゆけました。

内々の水面下で大地との事情を調べようと、広海関係の人物達が動き出すのですが、そのうち大地の耳に入り、大地から陽一へ・・・と広海の気づかれないよう、どんどん話が拡がっていき、影で広海を守っていこうとしているのにも関わらず、日比野のある行動で、結局、直に広海が知る事になってしまい、“え、これまでの大地達の努力は・・・!?”と思わず、突っ込みたくなりました(笑)

このごろは、陽一兄は今までも、これからも・・・であっても、大地も、広海に対しての感情がとても“分かりやすく”なってきて、さらに可愛さ倍増です^^

持ったことのない携帯を、日高に借り、「使った事ない」と日高に掛けさせ、しかも掛けた相手が陽一・兄であるところなんか、『広海の絡み』でないと絶対にありえない~!
いいぞ!大地♪

まぁでも日比野くんは自業自得ですな。
日比野くんのように、自分の非を認められず、常に人の(周りの)せいばかりにしてる人は結局、いつまで経っても“変われず”、心の成長が出来ないまま、もがき続けて、それが上手く行かないとまた人のせいにして・・・と、堂々巡りの中で生きていくのだろうな。
なんか読んでて、日比野の言動があまりにも哀れ。

そんな日比野が改心する時がくるのかどうか分かりませんが、ワタシは日比野の登場で、途切れてしまった、蓮見御三家の会話。体育祭のフォトコンテストの中に、陽一・兄の写真と、広海のとっておきの写真がある・・・というのがどんなのか、それがとっても気になるのですが・・・(笑)
広海も“後で見に行こう”と言ってたのに。
結局、それは明かされないまま、話が終わってしまいました。

そうそう。でも最後の締めくくりは超面白かったな。
陽一・兄さん、“また”やりましたね(笑)
陽一からのプレゼントされた携帯電話。
広海、大地の早速の活用法が笑えました(笑)
広海・・・“絵文字入り”って・・・。
大地に向けて、怒り心頭の文章でも絵文字、使えるんだ(爆)

この話で、買ってた「子供の領分シリーズ」本、読み終わってしまいました。
早く続き、買わなきゃ♪
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・・・って、まだこの頃は続きを楽しみにしてたんだなー。

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BL小説「子供の領分・体育祭編 学園タイフーン」(吉原 理恵子) [感想・小説(BL)]


学園タイフーン―子供の領分 体育祭編 (角川ルビー文庫)

学園タイフーン―子供の領分 体育祭編 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 吉原 理恵子 画:如月弘鷹
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2004.7月刊行)

【あらすじ】
ついにやってきた蓮見高校体育祭。今年も最大の目玉競技・色別リレーの代表をつとめる『台風の目』茅野広海の周囲は、早くも波乱の予感が満ちていた。さらに超絶美貌の兄・陽一と傲岸不遜な弟・大地が見物にくるとあっては―茅野家三兄弟が揃った先に、嵐がおきないわけがない!?大人気シリーズ「子供の領分」怒涛の体育祭編。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
広海くんの学校の体育祭の一日でのお話です。
1巻からここまで、過去の出来事などをサラリと書かれていたお話やその場だけの登場人物なども、ここで全部繋がり始めます。
そういう意味で、登場人物の多方面から書かれて一点にまとまっているこの“巻”が一番楽しかった。
いつもより、ページ数も大幅アップだったし・・・。

また体育祭前の陽一・兄、弟・大地の様子含め、お買い物の茅野兄弟のやりとりが最高でした。
体育祭では体育祭で、二学年対抗リレーのアンカーでゴボウ抜きで1位と取った広海を見て、大地は「・・・さすが、広海。スゲ・・・。ブッちぎりじゃねーか」と興奮冷め遣らぬ声でで独り言を。
陽一兄は陽一兄で「こんなことならデジカメよりビデオを持ってくればよかったな」って・・・。
君たちって・・・・。
広海くん・・・ホント、愛されてますなー^^

そんな楽しい時間の裏では、広海に対する妬みで、体育祭の間に広海をボコる計画(?)が密談されていて、その中に広海の中学校の時に起こった傷害事件に関わっている人物がいたことを、大地が偶然見てしまう。
激怒する大地でしたが、その場では日高くんのおかげで(?)大事にならずに済んだけれど、でもこの後、これが大きな問題になっていく・・・のはこの続きの“巻”でのお話。

でもこの時の大地・・・広海を守ろうとする思いはホントにカッコ良かったぞ。

個人的にこのお話の中で、上記の事を含め、大地と同じバスケ部員の日高くんが、こんなに大きく出てくるとは思ってもなかったワタシは、その後、何気にちゃっかり広海たちの“仲間”に入っていて、陽一兄の携帯番号もゲットしているトコがツボだった(笑)

あと、この本のカバーイラスト(上↑)、陽一兄がお弁当(陽一&大地の手作り)、大地が双眼鏡を持っているあたり、もっとツボで、お気に入り♪
これ、ポスターで欲しいわ^^

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この体育祭の話が一番お気に入りだったなー。
この時に陽一兄が皆んなに約束するんだよね。お花見か何か一緒に・・・って。
その話を心待ちにしたまま十数年・・・(苦笑)

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BL小説「70%の幸福」(桜木 知沙子) [感想・小説(BL)]


70%の幸福 (幻冬舎ルチル文庫)

70%の幸福 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 桜木 知沙子 画:麻々原 絵里依
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2007.7月刊行)

あらすじ。。。
理学療法士の日垣航星がリハビリを担当している創の父親・御木本隆一郎は、初対面から航星に冷たい態度を取る。最初は反感を覚えていた航星だったが、隆一郎が不器用なだけで本当は子どもを愛する優しい人と知り、気になる存在に。御木本もまた航星と次第に親しく接するようになる。やがて御木本への想いを自覚した航星は、遠ざかろうとするが…。

積み本から。
イクメンBLが好きで買ってた本。

普段不愛想な男が息子に溺愛してるっていう設定って萌えてしまうー^^
もともとゲイじゃない攻・御木本が航星に惹かれてしまい、そこから強引な誘いやアプローチでぐいぐい押しまくる流れがカッコ良かったな。
息子・創も素直でとっても可愛かったし。

航星はあまり個性キツくないキャラではありましたが、それゆえピュアさがより一層感じられて、好感持てました。
ただ、御木本の元嫁がちょっと勝手すぎやしないかぃ!?と思いつつ読んでましたが・・・。
まぁその勝手さがないとBL的にはハッピーエンドにならないので、ヨシとしよう(笑)

(読了日:2017.10.30)

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BL小説「天使のハイキック」(絢谷りつこ) [感想・小説(BL)]


天使のハイキック (ディアプラス文庫)

天使のハイキック (ディアプラス文庫)

  • 作者: 絢谷りつこ 画:夏乃あゆみ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/04/10
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2010.4月刊行)

あらすじ。。。
商業施設の企画開発にたずさわる玲二は、閉園間近の夢ヶ丘遊園地をたびたび訪れている。最初は視察のためだったが、いつしか特撮ヒーローショーに夢中になっていたのだ。そんなある日、玲二はグリーンの戦士だった聖彦の不調を見抜き、病院に運んだ。それから親しくなっていくうちに、やがて玲二は聖彦の、天使のように無垢に輝く瞳に惹かれていることに気づき……?体育会系リーマン×特撮戦隊ヒーローの恋!

積み本から。

あらすじが爽やかそうだったのと夏乃あゆみさんの美しいカバーイラストに惹かれて購入していました。
あらすじの印象通り、ピュアでキュンキュンとさせられる物語。

欲を言うなら、玲二が聖彦への思いを自覚するのが唐突のような印象をもってしまったので、好意からラブに感情が変化する納得感が欲しかったかなとも思う。

でも恋を自覚してから玲二も聖彦も、誠実に思いに向き合っていたのが好感持てました。
全体的にとっても可愛らしいお話で、夏乃さんのイラストもピッタリでした。

(読了日:2017.10.26)

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BL小説「王様一直線!」(ゆら ひかる) [感想・小説(BL)]


王様一直線! (ダリア文庫)

王様一直線! (ダリア文庫)

  • 作者: ゆら ひかる  画:大和名瀬
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2009/07/13
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2002.7月刊行)

【あらすじ】
青年実業家の黒澤は、仕事はデキるけど性格は超「王様」。親友で副社長の和史は、彼の奔放な問題発言(求愛発言?)にいつも振り回されっぱなしだ。そんなある日、取引先の重役・小泉が和史を旅行に連れ出した!その瞬間、黒澤の本気が炸裂する!!灼けるように熱く、溶けるように甘く奪う、王様の恋の行方は…!?

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
こちら、大和名瀬さんが挿絵という事で買った小説です。
カッコいいし、会社も立ち上げるほど仕事も出来る黒澤こと「王様」は今、自分の会社の副社長でもあるちょっと天然な和史に学生時代からベタ惚れ。
そんな2人を同じ学生時代から仲の良い安藤女史を含む社員一同が温かく(?)見守っている・・・。

ストーリーはかなりベタですが(でもワタシは“ベタ”が好き・笑)、飾らずストレートに堂々と気持ちを口にする黒澤は、読んでいて心地よい可愛さ(母性本能か・笑)と男らしさを感じます。
そんな黒澤の言動を、いつもからかわれていると相手にしない和史の天然さとまじめさが可愛いくって・・・。
この2人のやりとりが面白く、ストーリーのテンポも良くってすらすら読めました。

側にいる(置いておく)だけでいいって思っていたのに、取引先の小泉さんの登場で一気に加速する黒澤の気持ち。
有給取るとか取らせないとかで、オフィスで子供のようなケンカをしているトコが可愛くって何だか笑えた。

欲を言えば、あともう一捻りあればなーと思いました。
ケンカ別れまでにはなくても、もうちょっと“どーなっちゃうの、この2人!?みたいなハラハラ感もあったら、さらに面白かったなー^^

とにかく楽しくハッピーなBLを読みたい時の一冊です♪
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改めて自分の書いた下書き読んだら、なんかまた読み返したくなってしまった(笑)
王道、バンザイ!(笑)

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BL小説「妖魔なオレ様と下僕な僕」(椹野道流) [感想・小説(BL)]


妖魔なオレ様と下僕な僕 (アズ・ノベルズ)

妖魔なオレ様と下僕な僕 (アズ・ノベルズ)

  • 作者: 椹野 道流 画:唯月 一
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2002/09/01
  • メディア: 新書

お気に入り度:★★★★☆
(2002.9月刊行)

【あらすじ】
人生最悪の日―大学入試に落ちたあげくバイト先もクビ、そのうえ帰り道に轢き逃げにあい、今まさに死出の旅へと…。そんな浪人生、正路の命を救ったのは、骨董屋を営む超絶美形の妖魔、司野だった。「これほど旨い血の持ち主はそうはいない。それにお前の『気』も悪くない」…などと言われ、正路は命と引き換えに司野の忠実な「下僕」となり「餌」となる誓いをさせられるのだが…。ドキドキラブ書き下ろし。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
最近、一日一冊のペースで小説(BLね・笑)読んでる気が・・・。
我ながら凄いと思います。いやホント・・・(笑)

この本は少し前に購入していたもの。
「子供の領分」を先に読破してしまったので、後回しになってしまっていました。

BL本を選ぶ時、基本、ワタシは学園もの、ほのぼの系、ブラコン系・・・などの甘々、ちょっぴし切ないけど最後はハッピーエンド♪・・・な、お話が好きで、同じジャンルでも、主従関係モノ、買われる系、意味なく単に襲われてる系・・・などなど(簡単に言うと、“ハードそう”な・・・)にはなかなか手が出せず・・・ではあります。

ゆえ、このワタシにとってはこのタイトルはなかなか凄い印象がありましたが、挿絵の唯月一さんが好きなのと、妖魔と人間とのお話・・・という事に惹かれ、1巻だけ買っちゃいました。
(上記に書いた他に、人間以外のモノの存在が出てくるお話も好きなんです。妖魔や悪魔や吸血鬼などなど。)

で、読んでみると、想像していた主従関係では全くなく、ワタシの好きなほのぼの甘々なお話で、すんごく面白かったです。
あらすじにあるように、不幸続きのあげく、瀕死状態を助けた相手が妖魔だったという事と、司野(妖魔)は司野なりに“そうする事”が必要であった為に、正路を側に置いている・・・という感じだったし、主従の“主”のエゴは物語の中からあまり感じなかったので、苦手な主従話でも、このお話は楽しく読めました。
・・・って、正路くんが一般人よりも、のんびり、ほのぼのしてるせいでもあると思いますが・・・。

そんな正路は、すでに1巻の最後の方では、司野に対する思いがしっかり芽生えております。司野は見た目は人間でも心は妖魔なので、人間の持つそういう感情には疎い。
そういう意味ですれ違いがあったりします。

この辺り、可愛いですよ、2人が。

BLな場面も、1巻を読む限り、司野の場合、そういう行為も単なる“空腹を満たす為”・・・なものであるようなので、(と言っても、それなりに微笑ましい会話はありますが・・・。)、正路くんが求める気持ちの交流関係・・・にはまだまだ遠いようです(笑)
がんばれっ!正路!(笑)

・・・という事で、こちらのドラマCD・・・。

キャストが宮田幸季さん(足達正路)、緑川光さん(辰巳司野)と知って、即買い。
もうイメージピッタリでした^^
ただ原作1巻で語られている細かい部分などは端折ってあったりするので、まずは原作読んでから聴く・・・がおススメです。

CDの最後にある“モーニングコール”、面白いです^^
ホントに目覚ましに使いたい・・・。
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続きを読もうと買ってるんですが、いまだ積んでます・・・^^;

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BL小説「【デジタル版】初恋列車」(久我 有加) [感想・小説(BL)]


初恋列車 (角川ルビー文庫)

初恋列車 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 久我 有加  画:麻々原 絵里依
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/04/01
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

あらすじ。。。
見た目、家柄、才能、全てに恵まれた華道界の王子様。女子なら放っておかない優良物件なのに、幼なじみの雪輪は、なんで鉄道オタクの紬の趣味に、嫌な顔一つせず付き合ってくれるんだろう? 華道家として活躍する雪輪と地味な自分とに格差を感じ、紬は一時距離を置こうとしてしまう。しかし、自分の気持ちに気づかれて避けられたと思い込んだ雪輪が、勢い余って紬にキスしてきて!? 一途なキレイ系王子様×地味男前受の、初々しさに悶絶!?な、幼なじみ格差ラブ!

作家買い。
自分も関西のせいか久我さんの関西弁キャラが好き。
今回は関西が舞台じゃないので関西弁があふれているわけじゃないのだけれど、主人公・紬が焦るとところどころ関西弁が飛び出してましたねー^^

今作はそこじゃなく。
とにかく紬に一途すぎる一途な雪輪の思いがピュアで健気で可愛くて、可愛くて。
ホント優しい!でもそんな優しさ満面でもやきもちはかなりストレートなのも萌えキュン♪

紬は最初のころはかなり鈍感。
私は雪輪の一途さと紬の鈍感さのやりとりが読んでてとても楽しかった。
紬が物語中盤から自分の感情に気づき始め、ヘタレかと思ったらココってトコは漢前っぷり発揮なのがカッコいい。

この2人はこの先もずっとピュアな心のまま一緒にいそう。
そんな想像ができる読後。
とてもハッピーでした^^

(読了日:2017.10.23)

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BL小説「子供の領分リターンズ 大地の逆襲」(吉原 理恵子) [感想・小説(BL)]


大地の逆襲―子供の領分リターンズ (角川ルビー文庫)

大地の逆襲―子供の領分リターンズ (角川ルビー文庫)

  • 作者: 吉原 理恵子 画:如月弘鷹
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/01/01
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2002.1月刊行)

【あらすじ】
無口・無愛想・無関心、そして不遜なバスケ馬鹿。―ついた渾名は『三無の権化』。幸か不幸か、容姿端麗・成績優秀な長男・陽一と、どこにいても『俺サマ』な次男・広海の『弟』に生まれついてしまった三男・大地。寡黙な彼の、アツイ胸の内がついに明らかに―!?大人気シリーズ「子供の領分」茅野家兄弟三部作三男・大地編、ついに登場。

この作品も感想下書きしたままにしてたので、今更ながらですがアップします。

当時の感想はここから-----------------------------
楽しみにしていた「大地編」、一気に読み終えました。
可愛いねぇ~。ドシっとしてる感じだけれど、やっぱり三男坊だわ~^^

前半は特に何って事なく、三男という立場から茅野家と2人の兄の事を冷静に、客観的に、大地らしく淡々と語っています。
ちょっと自分が期待していた(?)内容展開ではなく、陽一さまとの関係(距離感?)を通して広海を語っているという感じでした。
“ううぅ・・・これはちょっと期待しすぎたか・・・”と思って読み続ける後半、「子供の領分ACT・2それがどーした?」で起こったとある事件(?)を大地サイドから語り始めた辺りから一気にテンション↑↑↑↑↑
うーん。可愛いよ!大地っ!!

雷の日の広海の話も可愛かったな^^
結局、広海が一番甘えん坊さんなんだなーと改めて思いました(笑)
広海にその自覚がない上、自分は「オレ様」気取り(?)だからそのギャップがね。
兄弟上下から構われるというか、いじられてしまうというか・・・(笑)
この愛らしさは広海の人徳なんだね、きっと。

広海が堤と衝突した事件の夜、熱を出した時の様子の場面はね。
「広海君のゆううつ」を読んだ時から大地側の話が聞きたかった(笑)
想像してた通りで、とっても良かったな。
兄弟として傷ついた兄(とは思ってないみたいだけれど・笑)を労わっているのだろうか・・・それとも・・・と、これまでいろいろ膨らんでる妄想の世界をさらに一層拡げてくれた「大地編」でした。

それはそうと“大地の立場”から読んでも、やっぱり陽一長兄には誰も歯が立たないという感じですな(笑)
でも“焦らず、騒がず、じっくりまとめて・・・リベンジをカマしてやるぜ。”って・・・。
心で(?)誓っている大地なので、いつかその日がくるのでしょう・・・(来るのかな?・笑)
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ちなみに大地くんの声はみやけん(三宅健太)さん。
初めて役名が付いた役をもらったってキャラトークでおっしゃってましたが、私もみやけんさんを初めて知ったのはこの作品からでした^^

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