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小説「【デジタル版】宝石商リチャード氏の謎鑑定」(辻村 七子) [感想・小説(その他)]


宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 辻村 七子 カバーイラスト:雪広 うたこ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/12/17
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2015.12月刊行)

評判が良いのでずっと読んでみようと思ってました。
紙本にしようかデジタル版にしようか迷った末、デジタル版で読了。
読み始めこそ、少し取っ掛かり辛かったですが、読み進めていくとどんどん面白くなってきました。

内容(あらすじ)はこんな感じ。。。

酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義。彼が国内外に顧客をもつ敏腕宝石商と知り、誰にも言えない曰くつきのピンク・サファイアの鑑定を依頼する。祖母が死ぬまで守っていたその宝石が秘めた切ない“謎”がリチャード氏により解かれるとき、正義の心に甦るのは…?美しく輝く宝石に宿る人の心の謎を鮮やかに解き明かすジュエル・ミステリー!!

取っ掛かり辛かったというのは、たぶん私がそこまで宝石(石)に興味が無かったから。
とは言っても、よく腕に石のブレスレットを付けている人がいるのを見ると、私も付けてみたいなーなんて思ったりしてたので、パワーストーンと呼ばれるものには興味あるみたい(笑)
本編、リチャードは石そのものにはそういう力はないとか何とか言ってた気がするけれど。
そんな感じで、宝石(石)に対してすごく詳しく、分かりやすく、また興味をそそられる書かれ方をしているので、飽きずに読めました。
機会があったらじっくり宝石(石)を眺めてみたいかも。。。とか思ったり(笑)

物語は4編。
あとショートが1編。
正義の祖母の話と、最後のダイヤモンドの話が心に染みました。
あらすじにある“ミステリー小説”というより、どの話もじんわりと心に温かさが残るハートフル小説でした。

また、この物語をいっそう魅力的で楽しくさせているのは正義とリチャードのキャラクターですね。

リチャードに遠慮なくポンポンと言いたい事を言う正義とそれに対して毒舌混じりでやり返すリチャード。
どこかの話の中の会話でリチャードが正義に「やかましい」って言い放ったのが笑えた。
まさか完璧美貌のリチャードから「やかましい」なんて言葉が・・・!

正義があまりにも感情にストレートすぎて、思った事、感じた事をすぐに言葉に出したり、行動を起こしたりするので、おおごとになる事も多々ありましたが(笑)。
正義のような、情にモロく、一所懸命で、誠実なキャラって好きです。
正義の悪気ないストレートな言動に、さすがのリチャードも振り回され気味なところもまた面白い(笑)

レビュー評価が良い意味が分かりました。

遅ればせながら引き続き、続きも読んでいこうと思います。
先に進むにつれもっと面白くなっていきそうなので、とりあえず1巻は★4つと言う事で^^

余談ですが。。。
リチャードの声が小野D(大輔)さんに変換されて読んでしまうのは私だけかしら???(笑)

(読了日:2017.3.1)

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小説「王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首」(岩城 広海) [感想・小説(その他)]


王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海 画:サマミヤ アカザ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
姉の結婚式に参列するため隣国を訪れたユート達は、『お化け神殿』の噂を耳にする。タジェスはロマンを、ユートはお宝を、イルは王子の側にいるためと、各々の理由から探検に乗り出す3人。その上、ひょんな事から賞金5千万グランの大盗賊の存在を知ったユートは「とっ捕まえて、5千万グラン丸儲けだ!」と鼻息も荒く言い放つ。しかし事態は急展開!?ユートの意外な弱点もばれちゃう、借金返済ファンタジーの第2弾。

お気に入り度:★★★★★
(2010.6月刊行)

積み本から読んで、すっごく面白くて今更ですがハマってます(笑)

冒険ファンタジーという感じの物語の展開も面白いし、何よりキャラクター達が皆んな活き活きしてるなーって思う。

特にユートとイルの掛け合いがすっごく面白くて好き。
何気にヒョッコリと仲間になってるタジェスもいいね。
カッコ良いのだけれど、まだどこか怪しげな感じもするし。

そして2作目にしてまた新たなキャラクターも登場してきました。
盗賊です。再登場ありそうなシチュエーションだったけれど。

見た目は可愛くて女の子みたいなユート。
でも腕っ節と根性は男以上に男らしい!!
そんなユートにも苦手なものが。。。
ユートに親しみやすさ感じられる設定で、楽しかったです。
見栄っ張りだからでなく、ホントに姉を思って一所懸命、良い結婚式にしようと奮闘する優しさも良いです。
裏目に出て逆に借金が増えていく一方っていうのも面白い・笑

2巻目もすっごくワクワクドキドキさせられて楽しく読了。
次巻、買おうと思ったら、通販では正規のものはもう売ってなかった。
(積んでいるとこういう目に遭う・笑)
なので中古で全部揃えました^^;

(読了日:2017.2.9)
*****
シリーズ既読感想
王子はただいま出稼ぎ中

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小説「最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ」(椹野 道流) [感想・小説(その他)]


最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)

最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流 カバーイラスト:くにみつ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/22
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
泣けるので、決して外では読まないで! 涙と癒しのお料理青春小説最新巻!
兵庫県芦屋市。夜から朝まで営業中の定食屋「ばんめし屋」は、元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで元気に営業中。急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は三人での京都旅行を提案する。京都では、海里の俳優時代の後輩・李英(りえい)も合流。彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり……。じんわり泣けるお料理青春小説第7弾!いつものレシピに加え、ロイド目線のショートストーリーも収録。お得感満載です!

お気に入り度:★★★★★
(2016.12月刊行)

大好きなシリーズの新作。

いつか別れが来るから思い出を・・・。
とても寂しい考え方だなって思う反面、自分もいろんな経験をしてきて、夏神の気持ちも少しは共感できる年代になってしまいました。
それでも“別れ”を前提にして思い出作りってやっぱりちょっと切ないかな。
限りある時間だからこそ“今を精一杯生きる”っていうのと何か違うと思う。
ただ、それだけ夏神の背負う傷が深いって事なんだなぁ。(しんみり。。。)

夏神のそういう気持ちを少しでも癒そうとする海里とロイドが温かい。

そして今回海里が救う魂の話は泣けた。
しかも突然の事故死っていうのがやるせない。
自分の家に二度と戻って来れないなんて思ってもみなかっただろうな・・・という海里の言葉が刺さるわー。
自分も“まさか”の為に、今ある本の整理をしっかりしておかなきゃ。
特に濃厚なBLを家族に見られるのは恥ずかすぎる~って、これじゃ笑い話だわ(笑)

事故死した青年がずっと大好きだった黒猫タクトと出会えて、そしてタクトと一緒に幸せな心で消えていった事で救われました。

今巻も切なく、寂しく、じんわりしつつも、でもラストは温かい気持ちで読み終えられました。
とても良かったです。

本編後のロイドのショートストーリーが楽しかったな♪
次も楽しみにしてます。

(読了日:2017.1.11)
*****
シリーズ既読感想
最後の晩ごはん6旧友と焼きおにぎり
最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス
最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ
最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ
最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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小説「王子はただいま出稼ぎ中」(岩城 広海) [感想・小説(その他)]


王子はただいま出稼ぎ中 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海 画:サマミヤ アカザ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
借金だらけの貧乏国・フォーレの苦労性王子ユートは、姉の嫁入り資金を捻出するため、へたれ従者・イルを供に、お忍びで出稼ぎに向かった。隣国の剣術大会でお金を稼ぐユート達だったが、剣の腕を見込まれ、王太子暗殺の仕事を持ちかけられてしまい!?「王子、これってピンチですかっ!?」ユートは嫁入り資金を稼ぎ、借金も返済できるのか!?第7回ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞W受賞。借金返済ファンタジー第1弾。

お気に入り度:★★★★★
(2010.2月刊行)

あらすじとカバーイラストに惹かれて発売当時買ってたのですが、ずいぶん長い間積んでました。
ようやく読了。
ただ、どうしてもっと早く読まなかったんだろうと思うくらい面白かったです。

キャラ同士のやりとりが楽しくて、明るいムードの中でもちょっとダークが混じってて・・・。
こういう話、好きだなー。

主人公・ユートが想像以上に剣の達人で、正義感強く、見た目に反して根っから男前なのが好感持てます。
ドラマCDのキャストは梶(裕貴)くん。
でもなぜか私の脳内ではずっと下野(紘)くんの声でユートがしゃべってました(笑)

話も一転、二転と何度もどんでん返しがあって、最後までドキドキハラハラな展開でした。

カッコいいのだけれどどこか胡散臭いタジェスが敵か味方か。
彼がどっちに転ぶのか、最後まで興味津々でもありました。
そしてユートにいつもくっついてる頼りない従者・イルが“えっ!?”っていう存在だったのが驚きです。

王道ではありますが、意外性もいっぱいあって最後まで楽しく読めました。

積んでいる間にすでにシリーズ完結しているようですが(^^;)
凄く面白かったので最後まで読みます!

(読了日:2016.12.14)

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小説「カブキブ! 5巻」(榎田 ユウリ) [感想・小説(その他)]


カブキブ! 5 (角川文庫)

カブキブ! 5 (角川文庫)

  • 作者: 榎田 ユウリ  画:カバーイラスト:イシノアヤ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
河内山(こうちやま)学院高等部、カブキ部に夏がきた!初めての合宿に盛り上がる一同に、部長・来栖黒悟(クロ)は文化祭に向けた新演目「毛抜」を提案する。芳(かおる)や花満(はなみち)など三年生部員にとっては最後の舞台だ。この演目は登場人物が多く、一年生の出演が必須。しかし個性的な三人の後輩たちには、それぞれに弱点があり…。それを克服させるため、クロが考え出した秘策とは?わくわく感ノンストップの青春歌舞伎物語、楽しさ弾ける第五弾!

お気に入り度:★★★★☆
(2016.11月刊行)

まずは祝・アニメ化!!
イシノアヤさんの絵が好きなのだけれど、アニメ作画は違うのね^^;
そしてやっぱりキャストボイスが気になるわー。

で、前巻があまりにも重くて暗い部分が多く“歌舞伎”の楽しさを味わえなかったので、新刊には期待してました。
期待通り、また軸が戻されていて本来の物語のワクワクな感じを味わえて楽しく読了。

1年生3人それぞれ自分自身を克服していく様子は感動だったな。

「毛抜」の配役決定が意外だっただけにますます文化祭を読むのが待ち遠しくなった!!

しかし・・・。
やっぱり登場してきたか。爆弾キャラ。
“幕間”の演劇部部長との場面で、もしかして・・・とは思っていたが。
コイツが出てくると一気に読むテンションが下がる。
何か、まだやってるの!?って感じ。
ホント、ひつこい(苦笑)
他の一年3人は皆んな自分の殻を破って成長していってるのに、一人、グチグチと。
“自分だけが不幸”って“不幸”に酔ってるタイプ、マジ苦手だわー。
皆んな人生、環境、いろいろあるって。
でもまだコイツの出番、引っ張りそうだね(苦笑)
出るなら出るで、最後はギャフンと言わせてやれっ!

それより!!
蛯原、いいトコもってくなー。
いい加減自分に素直になってカブキ部に入ってください(笑)!!

(読了日:2016.12.5)
*****
シリーズ既読感想
カブキブ!(4)
カブキブ!(3)
カブキブ!(2)
カブキブ!(1)

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小説「神戸パルティータ 華族探偵と書生助手」(野々宮 ちさ) [感想・小説(その他)]


神戸パルティータ 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫)

神戸パルティータ 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫)

  • 作者: 野々宮 ちさ 画:THORES 柴本
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
昭和八年、神戸で行われた『国際文学大会』に出席していたロシア人二人が失踪した。一人は、家宝のヴァイオリンを持って来日した演奏家アレクセイ・クラーギン。もう一人は満州から来た小説家ウラジーミル・マカロフだった。事件に巻き込まれた書生の庄野は、クラーギンの友人でもある美貌の伯爵子息・小須賀光に助けを求める。 事件は、国際的陰謀に発展。小須賀自身の秘密も明らかに!

お気に入り度:★★★★★
(2016.11月刊行)

前作でシリーズ完結したと思ってたので新作が嬉しかったです。

毎度の事ですが、この物語の時代の世界背景は私には難しすぎるんですが・・・(苦笑)、でも完全理解出来てないそんな私でもこの物語そのものが凄く面白くて大好きです。

一体誰と誰が繋がっていて、誰が誰を裏切ってるのか・・・最後までどういう風な結末になるのか全く想像が着かず一気に読んでしまいました。
真相が分かっても、その奥の深さに簡単に感想が言いづらい。

暗く重い時代で、どこか寂しさも漂ってる物語の空気ですが庄野くんの一所懸命さと明るさと、そして何より小須賀とのやり取りの楽しさが上手く調和されていて、その重々しさが良い意味で軽減されている。
決してハッピーエンドじゃなくても、読後はなぜかとても爽やかな気分になれるのもこの作品の好きなところです。
今回も庄野くん、小須賀に使いまわされていましたなー。
てか、小須賀に、というより今回は薫子さんに、かな(笑)

特に個人的にお気に入りの斉藤の家庭事情も分かって興味深く読めました。

この続きもありますように。
楽しみに待ってます。

(読了日:2016.11.24)
*****
シリーズ既読感想
夜陰の花 華族探偵と書生助手
帰らじの宴 華族探偵と書生助手
黄昏のまぼろし 華族探偵と書生助手

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小説「【デジタル版】ぼんくら陰陽師の鬼嫁」(秋田 みやび ) [感想・小説(その他)]


ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)

ぼんくら陰陽師の鬼嫁 (富士見L文庫)

  • 作者: 秋田 みやび カバーイラスト:しの とうこ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/09/15
  • メディア: 文庫
【あらすじ】
ふしぎ事件では旦那を支え、家では小憎い姑と戦う!? 退魔お仕事嫁物語!やむなき事情で住処をなくした野崎芹は、生活のために通りすがりの陰陽師(!?)北御門皇臥と契約結婚をした。ところが皇臥はかわいい亀や虎の式神を連れているものの、不思議な力は皆無のぼんくら陰陽師で……!?
お気に入り度:★★★☆☆
(2016.9月刊行)

初読み作家さん。
好みの題材だったのと面白そうだなって思って買ってみました。

うーん。。。
面白くなくはなかったのだけれど。

主人公は鬼嫁と言うほどワンマンでもないし、ダンナはぼんくらというほどヘタれた天然でもない。
なんか中途半端というか・・・。
キャラ的にはもうちょっと極端さがある方がワタシは楽しめたかな。

妖魔退治のくだりは思いのほか怖くて展開に引き込まれつつも、猫の傷つけられ具合で読み進める心が折れそうになってしまいました(苦笑)

(読了日:2016.11.10)

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小説「【デジタル版】僕とやさしいおばけの駅」(永菜 葉一) [感想・小説(その他)]


僕とやさしいおばけの駅 (富士見L文庫)

僕とやさしいおばけの駅 (富士見L文庫)

  • 作者: 永菜 葉一 カバーイラスト:するば
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/10/15
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
生まれた町から引っ越すことになった小学生の優太。新しく通学に使う小竹ノ駅は利用客がなく、『お化けノ駅』と呼ばれている。「もう一つ、この駅には大切な仕事があるんだ」お面をかぶった不思議な駅長さんが言うには、ここは人間とあやかしが再会するための駅らしい。再会したという記憶はなくなるけれど、お互いが望めばもう一度だけ会うことができるのだ、と―。駅長代理として、再会のお手伝いをすることになった優太。実はそんな優太にも、どうしても会いたい人がいるのだけれど…?

お気に入り度:★★★★★
(2016.10月刊行)

あらすじと可愛いカバーイラストに惹かれて買いました。
一見、児童書かなって思ったけれど、富士見L文庫です。

あやかし達が出てきて、仲良く共存しあってるこういうお話大好き。
母親の急な事情で慣れ親しんだ町や学校、友達と別れ、新しい町、学校でひとりぽっち。
特別イジメられてるとかじゃないけれど、でもやっぱり周りの輪に入っていけないのは寂しい。
でもそんな寂しい思いをしているのを母親に気付かれないよう、心配掛けよまいと元気ぶる優太が健気。
良い子過ぎて何度もギュっとなったよ。

そんな優太が「お化けノ駅」で出会った不思議な駅長さんとそこに住んでるあやかし達とふれあって、少しずつ勇気が湧き、自分の殻をやぶって周りに溶け込んでいく様子がとても良かったです。
母親にも、心配掛けよまいといえなかった事も伝えられるようになる。
そんな優太の言葉を聞いて、母親も涙する。
母親も優太が一所懸命気を使って頑張ってるって気付いていたんだね。
良い親子じゃ。

「お化けノ駅」で優太が駅長代理として触れるエピソードは2つ。
この2つともじんわりとさせられるけれど、良い意味での切なさなので後味がとても良いです。

児童書ジャンルで出版されても良い感じ。
てか、図書館とかに置いてもGOODな物語。

優太の父親とか(最後の手紙は泣きそうになったけれど)。
もうちょっと知りたい事もあるので、続き、読みたいなぁ。

(読了日:2016.11.7)

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小説「小説・夏目友人帳 たまゆらの家」(村井さだゆき) [感想・小説(その他)]


小説・夏目友人帳 たまゆらの家 (花とゆめCOMICS)

小説・夏目友人帳 たまゆらの家 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 村井さだゆき 原作・画:緑川ゆき
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2016/10/05
  • メディア: コミック

【あらすじ】
夏の終わりの暑い日。帰宅途中に影法師から祖母レイコ宛の「招待状」を渡された夏目。対応に戸惑いつつも、西村たちと川釣りに出かけるのだが、ニャンコ先生が突然…!?長編書き下ろし表題作ほか、WEBで先行公開した「レイコの肖像」「子狐のたび」、さらに書き下ろしエピローグを加えて全4編収録。

お気に入り度:★★★★★
(2016.10月刊行)

コミックス同様に1作、1作、じんわりと切なさを感じつつ、ほんわりと温かさを感じさせてくれるお話ばかりでとても良かったです。

表題になってる「たまゆらの家」が最後までリンクされていて、レイコさん像もさらに浮き彫りにされていて、とても読み応えありました。

「子狐のたび」が可愛かったなー。
ハナの日記、ちょっと泣きそうになった。

コミックスも小説もそしてアニメも、ずっとずっと続きますように。。。

(読了日:2016.10.27)
シリーズ既読感想
夏目友人帳 (21)
夏目友人帳 (20)
夏目友人帳 (19)
夏目友人帳 (18)
夏目友人帳 (17)
夏目友人帳 (16)
夏目友人帳 (1)~(15)
小説・夏目友人帳



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小説「時をかける眼鏡 王の覚悟と女神の狗」(椹野 道流) [感想・小説(その他)]


時をかける眼鏡 王の覚悟と女神の狗 (集英社オレンジ文庫)

時をかける眼鏡 王の覚悟と女神の狗 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 椹野 道流 カバーイラスト:南野 ましろ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/10/20
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
過去の世界のマーキス島でしばらく暮らす決意をした遊馬のもとに、宰相フランシスから“『女神の狗』が現れた”との知らせが届く。城下で変死体が発見され、王の治世に不満を持った女神が国を滅ぼすために遣わすという伝説の狗の仕業だとの噂が広がっているのだ。ロデリック王の善政を信じる遊馬たちは急ぎ帰国し、死体を検分するが、そこに隠されていた真実とは…!?

お気に入り度:★★★★★
(2016.10月刊行)

シリーズ4冊目。
巻を重ねるにつれ、面白くなっていく。

前巻で印象が悪かったジョアンの娘(キャサリーンだったっけ?)だったけれど、彼女なりのヴィクトリアを慕う思いを感じてちょっと可愛く思えてきた。

「女神の狗」伝説は何か黒幕がいるんだろうと思いながら読んだけれど、思いのほかミステリーな要素たっぷりで面白かったです。

また、ロデリックとフランシスの兄弟としての絆も感じられて良かった。

個人的に“おじさん”と呼ばれたフランシスのショックな様子がウケたかな(笑)

また続きを楽しみにしてます♪

(読了日:2016.11.2)
*****
シリーズ既読感想
時をかける眼鏡 眼鏡の帰還と姫王子の結婚
時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎
時をかける眼鏡 新王と謎の暗殺者


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