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小説「カブキブ!  6巻」(榎田 ユウリ) [感想・小説(その他)]


カブキブ! 6 (角川文庫)

カブキブ! 6 (角川文庫)

  • 作者: 榎田 ユウリ  カバーイラスト:イシノアヤ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.3月刊行)

前巻の終わり方の展開にワクワクしてたので続き、楽しみに待っていました。
4月からついにアニメ放送も始まったし。

6巻あらすじ。。。

歌舞伎大好き高校生、来栖黒悟(クロ)が部長を務める「カブキ部」。文化祭に向け準備中だが、人手も予算も不足の上、元演劇部のスター、芳をめぐり、演劇部との対立はますます悪化。おまけに公演予定だった場所が使えない!?クロの親友・トンボの機転で、演劇部との観客動員数での勝負を条件に、なんとか場所を確保。しかし、勝負に負ければとんでもないペナルティーがあって…。嵐の予感!?青春歌舞伎物語、第六弾!

いよいよ文化祭!!
でも大きな行事の前に、いつも一筋縄ではいかないカブキブの活動。
今回もそれに漏れずまたまた問題発生!!

というか、皆んな「芳先輩」に拘りまくってますねー(苦笑)
正直、もういいじゃんって思うのは私だけ???
まぁそこまで拘られるカリスマ性があるんだと思うけれど、でもそれでここまで揉めるのか!?って、心の中で突っ込みしながら読んでました(笑)

一人ツッコミしながらも面白いのがこの物語!
6巻はカブキブVS演劇部の揉め事の他にもいろいろなところで新しい動きがあって面白かったです。

例えばクロとトンボのケンカとか、ここ数巻控えめ登場だった蛯原の場面も多かったとことか。
特にクロとの場面。
何気にクロのペースに巻き込まれてる蛯原が読んでて楽しかった。
彼もそろそろそういうのが“楽しいんだ”って認めたらいいのに(笑)
頑固さんなんだからー!!

個人的には、今後、蛯原がカブキブ(&クロ)に関わらざる得なくなっていく展開が話のメインになっていく事を、ひっそりと心待ちしております(笑)

で、爆弾女、まだ居たか。
てか、この存在が何かにつけて、いつの間にかキーポイントになってるのかまたウザい。
まぁ確かに物語の展開には良い刺激ではあるけれどね(苦笑)

でも今巻で、クロが彼女に怒りを爆発させた場面があるのだけれど、あれ、読んでてスカっとしたよ。
だってこれまでの話の中で最大の大事件を起こした時、彼女に対してのクロや他の部員の対応が思いのほか優しくて、読んでる私のイライラが解消されないままとても後味悪い読了だったので。

でもホントはクロだってずっと抑えていたんだなって今巻を読んで分かって超スッキリ!
私が思ってたままを口にしてくれてスカっとした。
彼女の方はまだ懲りてない、ますます意固地になってる感じだけれどね(笑)
幼稚なヤツ!

そして6巻も。
また「えーっ!!!ここで続く!?」ってトコで続くになった。
榎田さん、上手いよ、切り方が(笑)
一瞬また爆弾女の仕業か!?って思ったけれど、でもよく考えたら元は芳先輩を呼び出すハズだったからなー。
どうか文化祭での舞台が大成功しますよーに。。。
祈るのみ!

あ、本が届いた時、一瞬注文を間違えたかなって思った。
だってカバーイラストがイシノアヤさんじゃなかったから。
アニメ放送記念版ね。
イシノアヤさんバージョンとダブルカバーでホッ!!
ちなみにアニメ版トンボがカバーイラストでした。
アニメはバンチャで配信が始まりました。1話観ました。
うーん。。。やっぱりビジュアルが子供っぽい^^;
アニメだったらこういう方が良いのかな。

(読了日:2017.4.3)
*****
シリーズ既読感想
カブキブ!(5)
カブキブ!(4)
カブキブ!(3)
カブキブ!(2)
カブキブ!(1)

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小説「神様の子守はじめました。」(霜月 りつ) [感想・小説(その他)]


神様の子守はじめました。 (コスミック文庫α)

神様の子守はじめました。 (コスミック文庫α)

  • 作者: 霜月 りつ
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2015/10/19
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2015.10月刊行)

何気に本の検索をしていたらオススメとしてヒットした本。
初読み作家さんでしたが、カバーイラストとあらすじが好みだったので好奇心で購入しました。
・・・しかし、検索データというのかな、私の好み、よく理解しているなー・笑

物語の内容はこんな感じ。。。

就活で苦しんでいた羽鳥梓は神頼みしに神社へ行ったが、そこで天照大神と名乗る女性に、無理やり仕事を斡旋される。なんと東西南北四神の神子の子守だという。まだ卵の神子を抱えてかえった梓だったが―。勤務地:池袋、給料:手取り24万円で銀行振込、ボーナス付き。ただしちょっと精気が減るかも?な、羽鳥梓の波乱に満ちた子守生活が始まる。

正直、好み、ドンピシャリ!っていうには微妙にズレてはいたので自己評価は★3つ。
でもこれはこれで楽しかったです^^

おチビさんの四神達が可愛いね。
これくらいの年齢(2歳くらい)でも、すでに4人4様の性格、個性がハッキリ出ていて、それがとてもうまく書かれていました。
可愛かったり、やんちゃだったり、大人しかったり、わが道を行く・・・だったり。
読みながら私も梓と一緒に4人の子神達に振り回されっぱなしだったなー(笑)

梓は就職戦線に乗り遅れて焦ってるちょっと地味な青年ですが、根っからお人よしで優しくてとても誠実でなので好感持てます。

神様達と触れ合ってるせいか、梓自身にも不思議な現象が起こり始めます。
ほとんどが優しい空気でまとめられているのですが、中にはゾクっとするような危険な目にも遭ったりして、ほどよくハラハラさせてもらえました。

楽しい神様達もいっぱい登場してきますが、反面、四神の力が必要な神様の中の裏切り者が、子供たちを狙わっているようです。
神の前では人間の力なんてあって無いようなものですが、梓、また巻き込まれちゃうんだろうなぁ。
それでいて、子供達を守ろうとするんだろうなぁ。

欲を言えば、神様ばかりでなく、梓の身の回りというか、梓の人間関係ももう少し濃く書かれているといいなとも思いました。
巻が進んでいくと、そういう場面もあるのかな。

そうそう。
スサノオノミコトだったっけ?
アマテラスのヤンキーな弟。
彼が話す海外映画版ドラゴンボールの話はめちゃくちゃ笑いました(笑)
皆んな思って事一緒なんだって安心したよ(笑)

(読了日:2017.3.30)

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小説「【デジタル版】妖たちの四季 (妖怪の子預かります3)」 [感想・小説(その他)]


妖たちの四季 (妖怪の子預かります3) (創元推理文庫)

妖たちの四季 (妖怪の子預かります3) (創元推理文庫)

  • 作者: 廣嶋 玲子
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2016/12/12
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2016.12月刊行)

シリーズ第三弾。
安定した面白さです。
というか、巻が進むにつれ、主人公・弥助と千弥の他、妖し達個々の個性がハッキリ出てきているので、読んでてとても楽しいです。

今巻は短編5編が収録されています。
短編でも1作、1作、読み応えがありました。

どんな話が入っていたかというと。。。
(今巻のあらすじ)

妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。ふたりの後をこっそり尾けていた久蔵は……「春の巻」。屋敷に閉じ込めたせいでふてくされた甥、津弓をなぐさめようとした月夜公だったが……「夏の巻」。玉雪が立派な栗山をもっている理由は? 「秋の巻」。千弥と月夜公の過去の因縁の物語「冬の巻」。〈妖怪オリジナル・キャラクター〉募集で選出された妖怪が登場する短編も収録。弥助と妖怪たちの心温まる交流を描く、人気シリーズ第3弾。

一話目、女たらしで根無し草な久蔵がまさかの恋わずらい!?
そのお相手もビックリ!!彼らのその後が気になります。
二話目、前作で危険な目に遭ってしまった月夜公の甥っ子・津弓。
月夜公の過保護っぷりが可愛いです。そしてなんでこんなに過保護なのか、の理由も語られてます。
三話目、弥助んちに通う玉雪の過去のお話。
少しゾクっとするホラーな部分と切なくて悲しい部分と。
ラストは救われて良かった・・・という安堵感。
この話を読んだら玉雪が弥助を可愛がる気持ちにも共感です。
四話目、千弥と月夜公の因果過去。
白嵐の友(雪耶)への思いが切なすぎる(T_T)
2人の間にあんな過去があったなんて。
今は少し関係がいびつだけれど、でもまた会話がし合える(?)関係になれて良かったと思う。
そして公募で選ばれた妖し(=忘(ぼう))が登場する五話目。
“忘”によって記憶を取られた弥助。
自分の事を忘れた弥助を見てショックを受ける千弥。
その取り乱し方と傷心っぷりは読んでて辛かった。
覚によって忘が救われて、弥助も記憶が戻ってホッと一安心。

これまで語られなかったキャラクター達の事情や思いが知れるお話ばかりでホント、面白かったです!!
またどの話も続きが読みたいなーって思わされる物語でもありました。

次巻ではまた新しいキャラクター(妖し)が登場するとか。
という事はまだまだこのシリーズが続くって事!!
嬉しいっ!!

自己評価は文句なしの★5つ!!

(読了日:2017.3.14)
*****
シリーズ既読感想
【デジタル版】うそつきの娘(妖怪の子預かります2)
妖怪の子預かります

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小説「ツルネ -風舞高校弓道部-」(綾野ことこ) [感想・小説(その他)]

ツルネ -風舞高校弓道部-
(作:綾野ことこ 画:森本ちなつ)

お気に入り度:★★★☆☆
(2016.12月刊行)

本屋で目に入り、カバーイラストとあらすじと惹かれて買ってみました。

物語の内容(あらすじ)。。。

中学時代の出来事が原因で弓道から逃げてしまった鳴宮湊は、高校で新しく出会った仲間たちとともに県大会優勝を目指す。しかしそれは簡単なことではなくて……。弓道を通して成長していく彼らの煌めく瞳に心を射抜かれる!弓道青春ストーリー開幕!

あらすじから感じてくるこういうピュアな感じ、好きだし。

口絵のカラーイラスト、その裏を見ると弓道のポジションや姿勢等の絵付きで説明があります。
弓道は全く知らない世界なので、そういう人間に対してもとても親切に作られていました。

ただ、ただ、本編が・・・。
正直、弓道の説明が丁寧すぎて・・・(苦笑)
てか、初心者の私には弓道そのものがあまり想像できないせいか専門用語も難しく、そこを理解するだけで頭ん中がいっぱい、いっぱいで。。。
思ってたよりなかなか物語に入っていけなかったのが残念でした。
逆に弓道経験者の方なら物凄く共感出来て楽しめるんだろうなーとも思います。

でもおかげで少し弓道の事が詳しくなったかも・・・ですよ(笑)

なので、個人的にはキャラクター達の繋がりをもう少しページをかけて書かれてあったらもっと良かったって思いました。
魅力的なキャラクターが思ってた以上にたくさん登場してくるので。
たくさん登場してくるのに、何かインパクト残るキャラがいないのが寂しい。

また、マサさんがもしかして幽霊!?ってとこのくだり。
謎めいてるマサさん像をもう少しギリギリまで引き伸ばして、試合(もしくは合宿で)バッタリ・・・っていう方がキュンとしちゃったかも。

でもね。
ツルネの音とか弓道の試合風景とか。
もしアニメ化されたらすっごく綺麗な映像や音を聞かせてもらえそうだなとも思いました。
京アニさんなので、可能性あるかな。

少し物足りない感はありつつも、本を手にした時に感じたピュアな感じとこの年代ならではの悩みや仲間とのぶつかり合いや主人公の成長は楽しめたので続編が出ると買うかな。

レビュー評価はどんな感じかなって思って検索してもヒットしないと思ったら、京アニ出版でした。
京アニ本って一般の通販本サイトじゃ発売されないんだよね^^;

(読了日:2017.3.9)

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小説「【デジタル版】宝石商リチャード氏の謎鑑定」(辻村 七子) [感想・小説(その他)]


宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫)

  • 作者: 辻村 七子 カバーイラスト:雪広 うたこ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2015/12/17
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★☆
(2015.12月刊行)

評判が良いのでずっと読んでみようと思ってました。
紙本にしようかデジタル版にしようか迷った末、デジタル版で読了。
読み始めこそ、少し取っ掛かり辛かったですが、読み進めていくとどんどん面白くなってきました。

内容(あらすじ)はこんな感じ。。。

酔っ払いに絡まれる美貌の外国人・リチャード氏を助けた正義。彼が国内外に顧客をもつ敏腕宝石商と知り、誰にも言えない曰くつきのピンク・サファイアの鑑定を依頼する。祖母が死ぬまで守っていたその宝石が秘めた切ない“謎”がリチャード氏により解かれるとき、正義の心に甦るのは…?美しく輝く宝石に宿る人の心の謎を鮮やかに解き明かすジュエル・ミステリー!!

取っ掛かり辛かったというのは、たぶん私がそこまで宝石(石)に興味が無かったから。
とは言っても、よく腕に石のブレスレットを付けている人がいるのを見ると、私も付けてみたいなーなんて思ったりしてたので、パワーストーンと呼ばれるものには興味あるみたい(笑)
本編、リチャードは石そのものにはそういう力はないとか何とか言ってた気がするけれど。
そんな感じで、宝石(石)に対してすごく詳しく、分かりやすく、また興味をそそられる書かれ方をしているので、飽きずに読めました。
機会があったらじっくり宝石(石)を眺めてみたいかも。。。とか思ったり(笑)

物語は4編。
あとショートが1編。
正義の祖母の話と、最後のダイヤモンドの話が心に染みました。
あらすじにある“ミステリー小説”というより、どの話もじんわりと心に温かさが残るハートフル小説でした。

また、この物語をいっそう魅力的で楽しくさせているのは正義とリチャードのキャラクターですね。

リチャードに遠慮なくポンポンと言いたい事を言う正義とそれに対して毒舌混じりでやり返すリチャード。
どこかの話の中の会話でリチャードが正義に「やかましい」って言い放ったのが笑えた。
まさか完璧美貌のリチャードから「やかましい」なんて言葉が・・・!

正義があまりにも感情にストレートすぎて、思った事、感じた事をすぐに言葉に出したり、行動を起こしたりするので、おおごとになる事も多々ありましたが(笑)。
正義のような、情にモロく、一所懸命で、誠実なキャラって好きです。
正義の悪気ないストレートな言動に、さすがのリチャードも振り回され気味なところもまた面白い(笑)

レビュー評価が良い意味が分かりました。

遅ればせながら引き続き、続きも読んでいこうと思います。
先に進むにつれもっと面白くなっていきそうなので、とりあえず1巻は★4つと言う事で^^

余談ですが。。。
リチャードの声が小野D(大輔)さんに変換されて読んでしまうのは私だけかしら???(笑)

(読了日:2017.3.1)

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小説「王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首」(岩城 広海) [感想・小説(その他)]


王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 竜と指輪と賞金首 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海 画:サマミヤ アカザ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/07/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
姉の結婚式に参列するため隣国を訪れたユート達は、『お化け神殿』の噂を耳にする。タジェスはロマンを、ユートはお宝を、イルは王子の側にいるためと、各々の理由から探検に乗り出す3人。その上、ひょんな事から賞金5千万グランの大盗賊の存在を知ったユートは「とっ捕まえて、5千万グラン丸儲けだ!」と鼻息も荒く言い放つ。しかし事態は急展開!?ユートの意外な弱点もばれちゃう、借金返済ファンタジーの第2弾。

お気に入り度:★★★★★
(2010.6月刊行)

積み本から読んで、すっごく面白くて今更ですがハマってます(笑)

冒険ファンタジーという感じの物語の展開も面白いし、何よりキャラクター達が皆んな活き活きしてるなーって思う。

特にユートとイルの掛け合いがすっごく面白くて好き。
何気にヒョッコリと仲間になってるタジェスもいいね。
カッコ良いのだけれど、まだどこか怪しげな感じもするし。

そして2作目にしてまた新たなキャラクターも登場してきました。
盗賊です。再登場ありそうなシチュエーションだったけれど。

見た目は可愛くて女の子みたいなユート。
でも腕っ節と根性は男以上に男らしい!!
そんなユートにも苦手なものが。。。
ユートに親しみやすさ感じられる設定で、楽しかったです。
見栄っ張りだからでなく、ホントに姉を思って一所懸命、良い結婚式にしようと奮闘する優しさも良いです。
裏目に出て逆に借金が増えていく一方っていうのも面白い・笑

2巻目もすっごくワクワクドキドキさせられて楽しく読了。
次巻、買おうと思ったら、通販では正規のものはもう売ってなかった。
(積んでいるとこういう目に遭う・笑)
なので中古で全部揃えました^^;

(読了日:2017.2.9)
*****
シリーズ既読感想
王子はただいま出稼ぎ中

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小説「最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ」(椹野 道流) [感想・小説(その他)]


最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)

最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流 カバーイラスト:くにみつ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/22
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
泣けるので、決して外では読まないで! 涙と癒しのお料理青春小説最新巻!
兵庫県芦屋市。夜から朝まで営業中の定食屋「ばんめし屋」は、元俳優の海里と店長の夏神、英国紳士(本体は眼鏡)のロイドで元気に営業中。急に「京都に行きたい」と言い出したロイドに、夏神は三人での京都旅行を提案する。京都では、海里の俳優時代の後輩・李英(りえい)も合流。彼は社会勉強のため、便利屋でバイト中らしい。後日、海里は李英に頼まれ、事故死した青年の遺品整理を手伝うことになり……。じんわり泣けるお料理青春小説第7弾!いつものレシピに加え、ロイド目線のショートストーリーも収録。お得感満載です!

お気に入り度:★★★★★
(2016.12月刊行)

大好きなシリーズの新作。

いつか別れが来るから思い出を・・・。
とても寂しい考え方だなって思う反面、自分もいろんな経験をしてきて、夏神の気持ちも少しは共感できる年代になってしまいました。
それでも“別れ”を前提にして思い出作りってやっぱりちょっと切ないかな。
限りある時間だからこそ“今を精一杯生きる”っていうのと何か違うと思う。
ただ、それだけ夏神の背負う傷が深いって事なんだなぁ。(しんみり。。。)

夏神のそういう気持ちを少しでも癒そうとする海里とロイドが温かい。

そして今回海里が救う魂の話は泣けた。
しかも突然の事故死っていうのがやるせない。
自分の家に二度と戻って来れないなんて思ってもみなかっただろうな・・・という海里の言葉が刺さるわー。
自分も“まさか”の為に、今ある本の整理をしっかりしておかなきゃ。
特に濃厚なBLを家族に見られるのは恥ずかすぎる~って、これじゃ笑い話だわ(笑)

事故死した青年がずっと大好きだった黒猫タクトと出会えて、そしてタクトと一緒に幸せな心で消えていった事で救われました。

今巻も切なく、寂しく、じんわりしつつも、でもラストは温かい気持ちで読み終えられました。
とても良かったです。

本編後のロイドのショートストーリーが楽しかったな♪
次も楽しみにしてます。

(読了日:2017.1.11)
*****
シリーズ既読感想
最後の晩ごはん6旧友と焼きおにぎり
最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス
最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ
最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ
最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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小説「王子はただいま出稼ぎ中」(岩城 広海) [感想・小説(その他)]


王子はただいま出稼ぎ中 (角川ビーンズ文庫)

王子はただいま出稼ぎ中 (角川ビーンズ文庫)

  • 作者: 岩城 広海 画:サマミヤ アカザ
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
借金だらけの貧乏国・フォーレの苦労性王子ユートは、姉の嫁入り資金を捻出するため、へたれ従者・イルを供に、お忍びで出稼ぎに向かった。隣国の剣術大会でお金を稼ぐユート達だったが、剣の腕を見込まれ、王太子暗殺の仕事を持ちかけられてしまい!?「王子、これってピンチですかっ!?」ユートは嫁入り資金を稼ぎ、借金も返済できるのか!?第7回ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞W受賞。借金返済ファンタジー第1弾。

お気に入り度:★★★★★
(2010.2月刊行)

あらすじとカバーイラストに惹かれて発売当時買ってたのですが、ずいぶん長い間積んでました。
ようやく読了。
ただ、どうしてもっと早く読まなかったんだろうと思うくらい面白かったです。

キャラ同士のやりとりが楽しくて、明るいムードの中でもちょっとダークが混じってて・・・。
こういう話、好きだなー。

主人公・ユートが想像以上に剣の達人で、正義感強く、見た目に反して根っから男前なのが好感持てます。
ドラマCDのキャストは梶(裕貴)くん。
でもなぜか私の脳内ではずっと下野(紘)くんの声でユートがしゃべってました(笑)

話も一転、二転と何度もどんでん返しがあって、最後までドキドキハラハラな展開でした。

カッコいいのだけれどどこか胡散臭いタジェスが敵か味方か。
彼がどっちに転ぶのか、最後まで興味津々でもありました。
そしてユートにいつもくっついてる頼りない従者・イルが“えっ!?”っていう存在だったのが驚きです。

王道ではありますが、意外性もいっぱいあって最後まで楽しく読めました。

積んでいる間にすでにシリーズ完結しているようですが(^^;)
凄く面白かったので最後まで読みます!

(読了日:2016.12.14)

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小説「カブキブ! 5巻」(榎田 ユウリ) [感想・小説(その他)]


カブキブ! 5 (角川文庫)

カブキブ! 5 (角川文庫)

  • 作者: 榎田 ユウリ  画:カバーイラスト:イシノアヤ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/11/25
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
河内山(こうちやま)学院高等部、カブキ部に夏がきた!初めての合宿に盛り上がる一同に、部長・来栖黒悟(クロ)は文化祭に向けた新演目「毛抜」を提案する。芳(かおる)や花満(はなみち)など三年生部員にとっては最後の舞台だ。この演目は登場人物が多く、一年生の出演が必須。しかし個性的な三人の後輩たちには、それぞれに弱点があり…。それを克服させるため、クロが考え出した秘策とは?わくわく感ノンストップの青春歌舞伎物語、楽しさ弾ける第五弾!

お気に入り度:★★★★☆
(2016.11月刊行)

まずは祝・アニメ化!!
イシノアヤさんの絵が好きなのだけれど、アニメ作画は違うのね^^;
そしてやっぱりキャストボイスが気になるわー。

で、前巻があまりにも重くて暗い部分が多く“歌舞伎”の楽しさを味わえなかったので、新刊には期待してました。
期待通り、また軸が戻されていて本来の物語のワクワクな感じを味わえて楽しく読了。

1年生3人それぞれ自分自身を克服していく様子は感動だったな。

「毛抜」の配役決定が意外だっただけにますます文化祭を読むのが待ち遠しくなった!!

しかし・・・。
やっぱり登場してきたか。爆弾キャラ。
“幕間”の演劇部部長との場面で、もしかして・・・とは思っていたが。
コイツが出てくると一気に読むテンションが下がる。
何か、まだやってるの!?って感じ。
ホント、ひつこい(苦笑)
他の一年3人は皆んな自分の殻を破って成長していってるのに、一人、グチグチと。
“自分だけが不幸”って“不幸”に酔ってるタイプ、マジ苦手だわー。
皆んな人生、環境、いろいろあるって。
でもまだコイツの出番、引っ張りそうだね(苦笑)
出るなら出るで、最後はギャフンと言わせてやれっ!

それより!!
蛯原、いいトコもってくなー。
いい加減自分に素直になってカブキ部に入ってください(笑)!!

(読了日:2016.12.5)
*****
シリーズ既読感想
カブキブ!(4)
カブキブ!(3)
カブキブ!(2)
カブキブ!(1)

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小説「神戸パルティータ 華族探偵と書生助手」(野々宮 ちさ) [感想・小説(その他)]


神戸パルティータ 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫)

神戸パルティータ 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫)

  • 作者: 野々宮 ちさ 画:THORES 柴本
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/11/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
昭和八年、神戸で行われた『国際文学大会』に出席していたロシア人二人が失踪した。一人は、家宝のヴァイオリンを持って来日した演奏家アレクセイ・クラーギン。もう一人は満州から来た小説家ウラジーミル・マカロフだった。事件に巻き込まれた書生の庄野は、クラーギンの友人でもある美貌の伯爵子息・小須賀光に助けを求める。 事件は、国際的陰謀に発展。小須賀自身の秘密も明らかに!

お気に入り度:★★★★★
(2016.11月刊行)

前作でシリーズ完結したと思ってたので新作が嬉しかったです。

毎度の事ですが、この物語の時代の世界背景は私には難しすぎるんですが・・・(苦笑)、でも完全理解出来てないそんな私でもこの物語そのものが凄く面白くて大好きです。

一体誰と誰が繋がっていて、誰が誰を裏切ってるのか・・・最後までどういう風な結末になるのか全く想像が着かず一気に読んでしまいました。
真相が分かっても、その奥の深さに簡単に感想が言いづらい。

暗く重い時代で、どこか寂しさも漂ってる物語の空気ですが庄野くんの一所懸命さと明るさと、そして何より小須賀とのやり取りの楽しさが上手く調和されていて、その重々しさが良い意味で軽減されている。
決してハッピーエンドじゃなくても、読後はなぜかとても爽やかな気分になれるのもこの作品の好きなところです。
今回も庄野くん、小須賀に使いまわされていましたなー。
てか、小須賀に、というより今回は薫子さんに、かな(笑)

特に個人的にお気に入りの斉藤の家庭事情も分かって興味深く読めました。

この続きもありますように。
楽しみに待ってます。

(読了日:2016.11.24)
*****
シリーズ既読感想
夜陰の花 華族探偵と書生助手
帰らじの宴 華族探偵と書生助手
黄昏のまぼろし 華族探偵と書生助手

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