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小説「高校王子 1巻、2巻」(七海花音) [感想・小説(その他)]


高校王子 (パレット文庫)
作:七海 花音 画:おおや和美
小学館
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十七歳の森―高校王子シリーズ〈2〉 (パレット文庫)
作:七海 花音 画:おおや和美
小学館
売り上げランキング: 1,584,268


読んだ当時に感想を下書きし、そのまま保留してしまっていた作品。
時期は大幅にズレてますが、せっかくなので感想は当時のままでアップします。

------------
最近何かと〇〇王子ってつけるのが流行ってる感じだったけれど、この作品は2000年発行本。
そういう流行にもちろん関係なく、この作品の“王子”の意味は物語に出てくるオスカーワイルドの「幸福の王子」から来てるものだと思います。

もともと同作者さんの「秀麗学院高校物語」シリーズが読みたかったのですが、先にこっちのシリーズが揃えられたので、こっちから読み始めました。
読んでみたかった理由は「あらすじ」に惹かれて・・・もありますが、一番の理由はおおや和美さんが挿絵だから・・・です。
この方の書く男性達がなぜかムショーに好きなんです~^^
ちなみに「秀麗学院高校物語」シリーズが読みたいって思ったもの同じ理由(笑)

【あらすじ】
十七歳の鷺沢晶は人気高校生作家だ。複雑な事情があり今は五歳の弟と二人で暮らしている。そんな晶が通っているのは、生徒の才能を延ばすことで有名な聖林高校男子部。
夏休み明け突然、晶のクラスに人気俳優の氷室ケイが転校してきた。テレビでは愛想がよく爽やかなイメージの彼だったが、実際の氷室は冷ややかで辛辣で、なぜか晶を目の敵にする。才能ある二人の少年が反目しあいながらも磁石のN極とS極のように引き合ってゆく青春物語。


・・・とあるように、正真正銘の青春もの!
BL要素はまったくナシです。
でもワタシ、本来はこういう路線が一番好きで、この微妙な距離感の関係が萌えるんですよねー^^

「高校王子シリーズ」は全7巻。
今、2巻まで読み終えました。
あらすじには「反目しあいながらも・・・」とあるけれど、どちらかと言えば、氷室ケイが一方的に主人公・鷺沢晶にキツい態度を取ってるって感じかな。
それもある誤解からきたものなので、それが解けはじめると少しずつ氷室ケイは鷺沢晶に心を開き始めてる・・・ってトコが1,2巻の流れ。
この2人の間を無意識に取持っているのが、晶の弟・尚くん。
この子がまた超可愛いんだーーー♪♪♪
この手の存在にワタシは非常に弱い~(=^^=)
ケイは今の時代でいう、まさしく“ツンデレ”キャラです。
尚と話す時のケイはなかなか萌えツボです!!
晶の担当編集者のテッシーこと勅使河原遼太郎や親友の来栖翠くんの存在もまた良くて、複雑な家庭事情の中で頑張る晶をさりげなく支えてくれています。

でもこの物語、ティーンズ向けの、もっとフレッシュ!さわやか高校時代で、ちょっとした思春期での悩みとかで展開される物語かなって思っていたけれど、全然違いました^^;
物語の内容は結構シビアだったり、人間の裏表とかのあまり綺麗でない感情部分も描かれていたりしてそのたび晶が精神的に傷ついたり、苦しんだり・・・。
胸詰まされる場面も多々あります。

それでも(自分自身)強くなっていこうと頑張る晶の姿にこの年齢(とし)になった今でも学ぶ事、気づかされる事が多い物語でした。

おおや和美さんのイラストはこの物語の登場人物達いピッタシですよ^^
好きだなー。この方の絵。ホント温かい・・・^^

今後の展開が楽しみだし、BL展開ではないけれど、これからの晶とケイの関係がとっても気になります(笑)

------------
この作家さん、もう執筆活動されていないでしょうか。
おおや和美さんとのタッグ作ばかりなので、もっと読みたいなーって当時は思っていたのですが。。。
しかも出版社が倒産とかで、締めくくり方がとても駆け足で残念なんです。
勿体ない。。。

お気に入り度:★★★★★
(2000.9月刊行)

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小説「TV Animation Free! Novelize」(横谷昌宏) [感想・小説(その他)]


KAエスマ文庫 TV Animation Free! Novelize
著者:横谷昌宏 イラスト:西屋太志
売り上げランキング: 45,288

お気に入り度:★★★★★
(2017.7月刊行)

あらすじ。。。

見たことのない景色、見せてやる。 そう言ったときのあいつの眩しい笑顔。今でもときどき考える。 もしもあのとき――あの中学1年の冬休み、あの踏み切りで凛と会っていなければ。 もしかしたら、あの日、凛と会うことは逃れられない運命だったのだろうか。 どんなに寄り道しようが、遠回りをしようが、出かけずに部屋にいようが、 まるで何か見えない力に導かれるように俺たちは結局、 あの踏み切りじゃないどこかで会ってしまう運命――。 その松岡凛が帰ってきた。 TVアニメーション「Free!」シリーズを新たな視点で描くサイドストーリー。知られざる青春の一頁を、遙、真琴、凛、渚、怜、おなじみのメンバーが語る――。 】

テレビアニメ版「Free!」のサイドストーリー。
期待してた以上に素晴らしく彼らの心境が書かれていた。
読み応えあったなー。

キャラぶれしてない。
個性がそのまんまで皆んな愛らしい。

あの時のあの場面で、このキャラはこういう風に思っていたのかとか、影でこのキャラはこういう風に悩み、自分自身と戦っていたのかとか、友達、仲間の為にそれぞれの立場の視点が読めて、改めてテレビアニメをもう一回観直したくなった。

印象的だったのは凜にリレーを譲った時の怜の感情。
何か泣きそうになった。
いつも理論だ、理論だって騒いでいるけれど、怜は思ってた以上に大人だ。

個人的にお気に入りだったのは似鳥くんの日記の話かな^^
似鳥くん、好きだーーー!

10月上映の映画。
この小説がベースになったのものが映画になるんだろうか。
どちらにしても今から物凄く楽しみ!!

(読了日:2017.8.31)

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小説「僕の町のいたずら好きなチビ妖怪たち」(翡翠 ヒスイ) [感想・小説(その他)]


僕の町のいたずら好きなチビ妖怪たち (メディアワークス文庫)

僕の町のいたずら好きなチビ妖怪たち (メディアワークス文庫)

  • 作者: 翡翠 ヒスイ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/03/25
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2017.3月刊行)

カバーイラストとあらすじに惹かれて購入。

あらすじ。。。
入学したばかりの大学に通うため、橋口健護は十五年ぶりに故郷へと戻る。美しい自然に恵まれた小さな田舎町。かつてそこで彼は祖母とともに暮らし、毎日のように妖怪たちと遊んでいた。そう。彼は生来、妖怪を見ることができる体質だったのだ。懐かしい土地で新生活をはじめた健護だったが、町のアチコチで妖怪の子供が生まれるのを目にすることに―。穏やかに暮らすはずが、元気でヤンチャなチビ妖怪たちに翻弄され、彼の毎日は徐々に賑やかになっていく。じんわりと心に染みる物語。

妖怪もの、大好きで、しかも妖怪との暖かい交流があれば尚ハマる。
そういうので、惹かれたこの本。

期待通り、とても可愛くて、元気もあって、楽しく読了出来ました。

ただねー。
欲を言えばもうちょっとインパクトが欲しかったかなぁ。
健護の過去やその過去の誤解、故郷に戻ってきた理由、チビ妖怪達に協力する展開・・・いろいろちょっと薄くて、どれもあまり印象に残らなかったのが残念だったかな。

好きな設定なだけに、今後シリーズ化されて、もうちょっと深く書いて欲しいなぁって思っちゃった。

(読了日:2017.8.15)

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小説「憧れの作家は人間じゃありませんでした」(澤村 御影) [感想・小説(その他)]


憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

憧れの作家は人間じゃありませんでした (角川文庫)

  • 作者: 澤村 御影 カバーイラスト:スカイエマ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/04/25
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2017.4月刊行)

発売当初から読んでみたいと思ってた本。
ようやく読了。

あらすじ。。。

憧れの作家・御崎禅の担当編集になった瀬名あさひ。その際に言い渡された注意事項は「昼間は連絡するな」「銀製品は身につけるな」という奇妙なもの。実は彼の正体は吸血鬼で、人外の存在が起こした事件について、警察に協力しているというのだ。捜査より新作原稿を書いてもらいたいあさひだが、警視庁から様々な事件が持ち込まれる中、御崎禅がなぜ作家になったのかを知ることになる。第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”受賞作。

コメディってほどコメディではなかったけれど。
御崎センセ、もうちょっと何もかもに一線引いてて上から目線で冷淡なキャラなのかと思いきや、思ってた以上に優しく事件調査にも積極的で、ちょっと拍子抜け!?
ヒロインでもある編集者・あさひともすぐに馴染めているし。

それに自分が吸血鬼である事をあっさり告白しているのもちょっとビックリした。
それゆえか、何となく御崎にミステリアス感が薄れてしまったのが少し残念だったかな。

でも、事件もそこまでホラーじゃなく、どちらかと言えばホロリとくるような感じだったので読み心地は良かったです。

また2話目から登場してくる刑事の夏樹が良い存在感だしてくれていて全体的に活気も出てました。

御崎の身の上もロマンチックでもあり、切なくもあり。
でも見失った恋人が実はあさひだった!っていう展開はヤメてね(笑)

てか、これで完結?
シリーズになりそうなノリなので、続編が出たら買います^^

・・・と思ってたら来月、続編発売するみたい。
憧れの作家は人間じゃありませんでした2 (角川文庫)

(読了日:2017.8.9)


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小説「今日から、あやかし町長です。」(糸森 環) [感想・小説(その他)]


今日から、あやかし町長です。 (富士見L文庫)

今日から、あやかし町長です。 (富士見L文庫)

  • 作者: 糸森 環 カバーイラスト:二ツ家 あす
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2016/12/15
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★☆☆
(2016.12月刊行)

初読み作家さん。
あやかしものが好きなのと、二ツ家さんのイラストが好きなのと、で買ってみました。

あらすじ。。。

祖父の文房具屋を継ぐため、故郷に戻った赤城七生を待っていたのは、あやかしの団体さんだった。「私たちには、ほかに行き場がないのだよ」―野狐・百重が、ニッと笑う。過疎の町では生き残りをかけ、人とあやかしの共存計画を進めていた。しかし異種族間にトラブル続出、龍神の末裔である赤城の血筋が、調停役=あやかしたちの町長をやれという。俺はただの人だぞ!という主張は通らず、トラブル解決にかり出され!?人の“あやかし町長”と、人に捨てられ行き場をなくしたあやかしたちの、“居場所探し”物語。

正直期待していたほどの盛り上がりは感じなかったけれど、でも面白かったです。
狐のお面を被ったデブ狐とか。可愛くて。

欲を言えばもうちょっとあやかし達とのやりとりがあっても良かったかな。

終盤でやっと七生と黒田や緑(=あやかし達)と向き合えたかなーって感じで終わっているし。
ここからようやく信頼が生まれてくるんじゃないの?って思いつつの読了。
ゆえに全体的に物語の展開すべてが中途半端な印象でしたが、続編が出てたんですね。
それで納得できました。

1巻だけの感想は可も無く不可も無く・・・ですが、続編があるなら続きも読みたいと思える物語でもありました。

続き、読みます。
個人的には二ツ家さんの挿絵も欲しかった!!

(読了日:2017.7.28)

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「【デジタル版】人生はもっとニャンとかなる! -明日にもっと幸福をまねく68の方法」(水野 敬也) [感想・小説(その他)]


人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法

人生はもっとニャンとかなる! ―明日にもっと幸福をまねく68の方法

  • 作者: 水野 敬也
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2015/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

お気に入り度:★★★★☆
(2015.9月刊行)

著者コメント。。。

90万部突破の大ベストセラー「人生はニャンとかなる! 」が「もっと」パワーアップして帰ってきました。 可愛い猫、面白い猫、憎らしい猫……「ニャンとかなる! 」には入れられなかった猫たちの写真を全力投入!偉人エピソードも前回にも増してユニークなものが多数採用されています。前作を知らない方も楽しめる内容になっていますので、ぜひご覧ください!  】

前作がお気に入りだったので続編も買っていました。
ちょっと心が疲れたなーって思う時に、パラっと開けて読みたい本です。
前作同様、書かれた言葉と写真の猫達の表情がマッチしていてそれだけで癒されます。
もう少し肩の力抜いて気楽に過ごしニャよーって言われている気がして。
読み終えたら、少し気が楽になっていました。
ホッとしたい時にパラっと読みたいので、私はデジタル版で購入しました。

(読了日:2017.7.20)
*****
シリーズ既読感想
人生はニャンとかなる!-明日に幸福をまねく68の方法

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小説「最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ」(椹野 道流) [感想・小説(その他)]


最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ (角川文庫)

最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ (角川文庫)

  • 作者: 椹野 道流 カバーイラスト:くにみつ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/06/17
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2005.6月刊行)

シリーズ最新作。
いつも読み終えた後、じんわり心が暖かくなるので大好きです。

8巻あらすじ。。。

兵庫県芦屋市。雨の夜、定食屋「ばんめし屋」を訪れた珍客は、青年の幽霊・塚本だった。元俳優で店員の海里は、店長の夏神たちと事情を聞くことに。なぜか今までのどの幽霊よりも意思疎通できるものの、塚本は「この世に未練などない」と言い切る。けれど成仏できなければ、悪霊になってしまいかねない。困惑する海里たちだが、彼ら自身にも、過去と向き合う瞬間が訪れて…。優しい涙がとまらない、お料理青春小説第8弾!

海里の義姉のエピソードから始まった今作。
いつも明るくシャキシャキしている奈津ですが、彼女の生い立ちは複雑で決して幸せ一直線な人生ではなかった。
そんな彼女のプロローグから、本編にどうやって繋がっていくんだろうなーって漠然と思っていましたが。。。

なるほど。
この世に執着のない幽霊さん。
ドバーっと涙腺が緩むような感じなかったけれど、でも切ないなーやっぱり。
奈津のプロローグでの語りはここで繋がるわけで、それによって、最後の最後に、たった一つの幸せな思いを思い出す事が出来て救われたけれど、でもやっぱりそういうのに気付いてももう一度人生をやり直すことは出来ないんだものなー。

命は儚い。
しんどい事の方が多い日常でも、やっぱり生きてるからこそ・・・だなーなんて改めて感じた。

幽霊さんの話と平行に、海里の母親の思いや父親の思い、そして兄の思いも改めて伝わってくるものがあって、ちょっと涙腺が緩みました。

そして、やっぱり今作で一番の大きな出来事と言えば、夏神さんでしょう!
ずっと、それこそこの物語の最初から抱えていた重く苦しい思いにようやく光が射し始めました。
長かったなー。
読んでて私もちょっと苦しかったもの。
弁護士が現れた時には、まだダメかーって思ったけれど。
最後に救われた!!
人間の誠意はいつか必ず伝わるんだって思いました。
私も今はしんどくても、そういう思いで一日、一日大切に過ごしていこうと改めて思えました。

まずはシリーズ通して一件落着かな。
次からの新しい展開も楽しみにしてます。

それにしてもいつもいつも食事が美味しそうなんだなー^^

(読了日:2017.6.28)
*****
シリーズ既読感想
最後の晩ごはん 7 黒猫と揚げたてドーナツ
最後の晩ごはん6旧友と焼きおにぎり
最後の晩ごはん 師匠と弟子のオムライス
最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ
最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ
最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華
最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵

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小説「ブライディ家の押しかけ花婿」(白川 紺子) [感想・小説(その他)]


ブライディ家の押しかけ花婿 (コバルト文庫)

ブライディ家の押しかけ花婿 (コバルト文庫)

  • 作者: 白川 紺子 画:庭春樹
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/04/28
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.4月刊行)

初読み作家さん。
面白そうなタイトルに惹かれて買ってみました。
(レビュー評価も良かったし)
これが大正解◎!!
思ってた以上に楽しかったです!

あらすじ。。。

マリー・ブライディは伯爵令嬢でありながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。ある日、酔っぱらった父が「おまえの花婿を拾ってきてやったぞ」と、ひとりの青年をつれてくる。デューイというその青年は、なんとこの国の王子だった。デューイはマリーに求婚するが、独身主義のマリーは結婚する気などまったくない。だが、デューイは花婿として家に居座ってしまい…?

押しかけ花婿というくらいだからもっとデレデレした青年なのかと思ってたし、主人公も、もっとツンツンしてる女の子なのかと思っていたら。
程好いというか、とても可愛いツンツンさと、キュンキュンくるデレデレさでマリーとデューイの2人のやりとりが物語の間、ずっと萌えツボしてました^^

デューイの良い意味の強引さがまたいいんですよね。
あとマリーに振られても、振られても、めげない(笑)
のんびり、ゆっくり、それでいてしっかりマイペースでポジティブにマリーの距離を縮めていく。
それに翻弄されまいとするマリーだけれど、やっぱりちゃんと誠意は伝わってます。
マリーが徐々にデューイに心開いていく様子がとても自然で微笑ましかった。

マリーがとても頑なに、なかなかデューイの思いを受け入れないのもちゃんと理由があって、ああいう過去があるなら確かに心閉ざしちゃうよなーって思う。
マリーが傷つけられている状況を読んでる間中、私もずっと苦しかった。

魔法が使えるのが普通という物語の世界観も素敵でした。
アニメ映画とかで観ても楽しそう。
でも、ワクワクしてしまうファンタジーですが、事件も起こります。
その謎解いていく先には切なさや悲しみもあったり、物凄く読み応えありました。

マリーやデューイを囲む他のキャラクター達も皆んな魅力的で楽しい。
マリーの従事、黒ウサギや途中から登場する熊の従事も可愛かった。
マリーの友達とデューイの友達の恋バナも中盤から絡んでくるのですが、彼らの物語もとってもほっこり出来て素敵でした。

是非、シリーズ化して欲しいを願う物語です^^

(読了日:2017.6.26)

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小説「【デジタル版】アキラとあきら」(池井戸潤) [感想・小説(その他)]


アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきら (徳間文庫)

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 文庫

お気に入り度:★★★★★
(2017.5月刊行)

この作品がドラマ化になると知り、加えて斉藤工と向井理がダブル主演だと知り、興味を持ちました。
作家さんの他のドラマは見たことがありますが、原作を読むのは初めて。
かなり分厚いページ数らしいので(デジタル版なのでよく分からん)、私に読めるかなーとちょい心配しながら。。。

あらすじ。。。

零細工場の息子・山崎瑛と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。生まれも育ちも違うふたりは、互いに宿命を背負い、自らの運命に抗って生きてきた。やがてふたりが出会い、それぞれの人生が交差したとき、かつてない過酷な試練が降りかかる。逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった―。感動の青春巨篇。

素直に、面白かった!!
いやぁ何だろうね、この爽快感。
挫折も苦難もいっぱいあるし、悔しい思いも思い切りするのだけれど、それを知恵と根性と諦めない強い心で危機を脱し、切り開いていく様子はとにかくドキドキワクワクする。

正直、私には経営学や銀行の難しい数字や株や。。。とにかく数字関係はよく分からん(笑^^;)
でもそれ以上に主人公達を取り巻く人間関係の浮き沈みがとにかく面白い。

これからドラマも始まるし、いろいろ書くとネタバレになりそうだなーと思いつつ。
タイトルから「アキラVSあきら」だとばかり思っていたけれど、私が想像していた「アキラVSあきら」では無かった。
どちらかと言えば「アキラ+あきら」だった。
でも私はこの話のような展開で良かったです。

アキラの幼い頃が書かれている前半部分。
結構、読むのが辛かった。
私も決して裕福じゃなかったので、アキラの気持ちにシンクロしてしまって何度も涙腺緩みそうになった。
あと、個人的にチビ(犬)ね。
この子の行方が気になって、気になって。
しばらく集中して読めなかったよ^^;
チビも悲劇にならずに済んでホッと一安心した私^^;

山あり谷あり、いろんな茨道があって、裏切ったり裏切られたり、陥れられたり・・・。
イライラしながら読んだ場面もあったけれど、でも最終的にはどのキャラクターにも思う事があって、何か憎めないんだなー。

あと、このキャラがこういう風に登場してくるのか、あれ、このキャラってあの場面で出てたよねとか、いろんな伏線で関わってくるのが面白い。

読んだ後、ますますドラマが楽しみになりました。
アキラ・・・斉藤工くん、あきら・・・向井理くん。。。
イメージ、ピッタリだな。

(読了日:2017.6.16)

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小説「【デジタル版】DIVE!!【上下 合本版】」(森 絵都) [感想・小説(その他)]


DIVE!!【上下 合本版】 (角川文庫)

DIVE!!【上下 合本版】 (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2016/06/18
  • メディア: Kindle版

お気に入り度:★★★★★
(2016.6月配信)

スポーツ青春ものが大好きなので、前々から気になっていた作品。
この7月からアニメ放送される事を知り、キャスト陣が好みなのとキャラデザの原案がヤスダスズヒトさんという事もあって、自分の中ではアニメ視聴決定作だったので、その前にデジタル合本版で原作を読んでみる事にしました。
紙本初版は2000年!

あらすじ。。。

前編:高さ10メートルの飛込み台から時速60キロでダイブして、わずか1.4秒の空中演技の正確さと美しさを競う飛込み競技。その一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブ存続の条件は、なんとオリンピック出場だった!女コーチのやり方に戸惑い反発しながらも、今、平凡な少年たちのすべてをかけた、青春の熱い戦いが始まる――。大人たちのおしつけを越えて、自分らしくあるために、飛べ!

後編:密室で決定されたオリンピック代表選考に納得のいかない要一は、せっかくの内定を蹴って、正々堂々と知季と飛沫に戦いを挑む。親友が一番のライバル。複雑な思いを胸に抱き、ついに迎える最終選考。鮮やかな個性がぶつかりあう中、思いもかけない事件が発生する。デッドヒートが繰り広げられる決戦の行方は?!友情、信頼、そして勇気。大切なものがすべてつまった青春文学の金字塔、ここに完結!

いやぁもう、思ってた以上に良かった!!
すっごく良かった!!
こんなにも自分にドンピシャリな物語だったなんて!!

主人公・知季だけでなく、彼のライバルとなる要一、飛沫、レイジや陵。
コーチ陣や彼らに関わるキャラクター一人一人にもスポットが当たっていて、それぞれの思いが、それぞれから伝わってきて、全部の視点が動いて、物語が進んでいるっていう感じ。

皆んな個々に挫折や葛藤や不安を持ち、それを乗り越え、ダイブという競技に向かっていく。
これがまた本当に感動的で。

物語も一筋縄ではいかず、もう何度も何度もドンデン返しがありました。
えーっこういう展開になっちゃうの!?って。

そのたびに、選手達の気持ちに感情移入してしまい、何度も目頭が熱くなったり、勇気をもらったり。
とにかく「あぁ、やっぱりこういう年代っていいなー」って何度も何度も思いながら読みました。

ダイブというスポーツも、こんなにも孤独で精神力が必要なスポーツだと思ってなかった。
次、オリンピックとかで目にする機会があったら、きっと観る気持ちが違うだろうって思う。

アニメを見るのもすっごく楽しみ!!
上下巻完結なので、きっと最後まで描かれるよね。
早く観たいなー。
アニメを観終えたら、きっとまた原作を読み返したくなりそう。

(読了日:2017.6.2)

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