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BL小説「純情不埒」 (高遠 琉加) [感想・小説(BL)]


純情不埒 (B‐PRINCE文庫)

純情不埒 (B‐PRINCE文庫)

  • 作者: 高遠 琉加  画:香坂 あきほ
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2011/06/07
  • メディア: 文庫


【あらすじ】
「ユイジにお願いがあるの。うちの旦那を誘惑してくれない?」
上得意客から、年上の歯科医・佐倉を堕としてくれと頼まれたホストの唯司。首尾よく佐倉の自宅に入り込み 同居生活を始めるが、不器用で繊細な佐倉に強烈に傾く自分を感じて!?なんでもそつなく器用にこなす、そんな仮面の下に隠れた自分が、本当の恋に揺さぶられて『好きだ』と叫ぶ―たくさん泣いたあとに幸せになれる、ふるえるような感動作登場。(B‐PRINCE文庫より)


【感想(ネタバレあり】

あらすじを読んで持ってた印象よりも、ずっと唯司が誠実な子だったのが良かった。
ただ高遠先生だと思って読んでたせいか(ハードルを上げ過ぎたせいか)、いつもより切なさがゆるい気がしないでもなかった。
読後、ちょっと物足りなさも感じたのはそのせいかな。

ま、一話目に登場してくる佐倉の嫁は感想を述べる必要もないほど下らない価値観を持った人なのであえて感想は無視(笑)
ただそのおかげで佐倉と唯司が出会えたので、それはそれでヨシだな。

離婚慰謝料が欲しい佐倉の嫁に頼まれて、偽装ゲイを装い佐倉を誘惑するために近づく唯司。そうとも知らず、佐倉が少しずつ唯司に心を開け始め、何となく良い雰囲気になっていくのだけれど。。。
こういうのってどこかでバレるワケで。。。
で、ワタシはこういう“利用されてた”という形で傷ついたりするキャラを見るのがつらくて、いつもドキドキしながら読むのだけれど、なぜか意外にその場面がやってきてもキュンとならなかったんだよね。

うーん。。。
唯司が根っから誠実すぎるせいか・・・。
佐倉の感情がいまいち掴みどころないというか、そんなに唯司に惚れてしまっていたのか?っていうトコがあまり感じなかったからだろうか。。。

でもとりあえず1話は唯司の好きという真実が佐倉に伝わって一旦、ハッピーエンド。

で、続編。

こりゃいかん。
佐倉、ネガティブすぎっ!!
佐倉の臆病さとマイナス思考さに読んでる自分まで振り回されっぱなしだったよ(苦笑)

不信が不信を大きくし、先に壊れてしまえーと言わんばかりの佐倉の行動。
うーん。。。
それに振り回される唯司の言動の小芝居も何となく“先”が見えてしまって、もうエエやろ(=佐倉、いい加減受け入れろよ)・・・って思いながら読んでました(笑)
佐倉さん、これからはもっともっと自分に自信を持って、唯司に愛される日々を送ってください^^

で、唯司はググーンと成長してたね。
もともと親の借金の返済の為にホストをしてたのだし、本来の人格はこういう子で、しっかりした道を歩む子だったんだなーなんて改めて思ったりしてた。

何度も言うように唯司が誠実な子だったので、佐倉はもちろん、何もかも(物語全て)が救われた。
そういう意味では心地よく読み進められました^^

最初に書いたように高遠先生の作品として、ワタシが勝手に期待して読んでしまったので「悪くはなかった」という感想になるけれど、もしこれが初読み作家さんや他の作家さんだったら、もう少し評価は上がってたかも。。。
・・・と、思う物語でした。
純情不埒 (B‐PRINCE文庫)



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コメント 5

まるこ

》xml_xslさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2011-07-16 23:53) 

まるこ

》ピンキィモモさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2011-07-16 23:54) 

まるこ

》瀬木あおいさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2011-07-16 23:54) 

まるこ

》あいか5drrさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2011-07-16 23:55) 

まるこ

》naonaoさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2011-07-16 23:55) 

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