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BL小説「こいのうた」 (高遠 琉加) [感想・小説(BL)]


こいのうた (ガッシュ文庫)

こいのうた (ガッシュ文庫)

  • 作者: 高遠 琉加  画:三池 ろむこ
  • 出版社/メーカー: 海王社
  • 発売日: 2012/02/28
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
両親が不仲の家に帰りたくなくて、放課後を空き教室で過ごしていた高校生の八尋。ある日、英語教師の狩谷がピアノを弾きながらひそやかに歌っているところに遭遇する。甘くせつない旋律――その歌声は八尋の胸にさざ波をたてた。その日から狩谷と過ごすようになり、朗らかで優しい狩谷の秘めた寂しさを知るうちに惹かれていった八尋。けれど、彼の心は別の男にとらわれていた――。それから7年後、社会人になった八尋は狩谷と再会し…?(ガッシュ文庫・海王社より)


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[ひらめき]作品お気に入り度 ★★★☆☆
[ひらめき]挿絵お気に入り度 ★★★☆☆

[猫]総評 ワタシの好きなタイプの物語で
何度もキュンキュンさせられました。
何か久々に「高遠先生の作品」を読んだ気がするなー^^
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[かわいい]【感想】[かわいい]

先生と生徒の時間と卒業してから7年後の再会してからの時間が2章で書かれています。

[ひらめき]収録作
〇こいのうた
〇こいのうた2

どちらも良かったなー。
先生と生徒時代は、主人公・八尋が最後に恋心を自覚するだけで2人の関係がどうこうなるわけでなく別れてゆきます。
この時代の2人は、八尋の痛々しい家庭環境や狩谷の背負っている重い過去の事もあり、ひたすら時間の流れに身を任せ・・・的な展開でもあります。
そんな"今"をもがいている中の2人の距離感がとても良くって。
八尋のまだまだ子供だった、そういう年代の純粋さや未熟さが上手く表現されていて、なんか胸の奥がじんわりとさせられました。

八尋が本気で狩谷への思いと向き合うのは7年後に再会してから。
学生時代、不仲だった両親が離婚し、母親が再婚。
それがキッカケで八尋の家庭環境の空気が大きく変わってた。
父親の違う幼い弟が出来、重々しいだけの家庭が嘘のように明るく優しく八尋を包んでいる。
この状況だけでも読んでて何だかホッとさせられたな。

そういう環境ひとつみても、7年という時間で変化はあるはずなのに、八尋は狩谷を思い続けていて、その思いは再会後、一気に加速。

狩谷は7年経ってもまだ過去の呪縛に縛られていたりするのだけれど、心も身体も成長した八尋との再会で、少しずつ狩谷にも変化が訪れてくる。
時にはじれったかったり、歯がゆかったりするのだけれど、でもそんな2人のゆっくりと流れる時間の経過がとても良かった。

程よく切なくて、程よく甘くて・・・。
読後、とても優しい気持ちになれました。
八尋のようなキャラも狩谷のようなキャラも好きっていうのも大きいかな^^
八尋の小さな弟くんも可愛かったし^^

あとずっと狩谷の側で支えていた狩谷の同級生・柳本の存在もいい。
成長した八尋に牽制かけたり、ちょっと嫌味を言ったり、でも必要以上に邪魔はしない。
何だかんだチャチャ入れるくせに根は良いヤツって判る^^
八尋と狩谷のハッピーエンド後も、何気に2人の側にいたりするしね(笑)
憎めないわー^^
出来るなら彼も早く幸せにしてあげて欲しい^^


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nice! 4

コメント 4

まるこ

》xml_xslさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2012-04-19 21:32) 

まるこ

》ピンキィモモさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2012-04-19 21:33) 

まるこ

》あいか5drrさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2012-04-19 21:34) 

まるこ

》瀬木あおいさん
nice!をありがとうございます。
by まるこ (2012-04-19 21:34) 

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