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BL小説「step by step」(月村 奎) [感想・小説(BL)]


step by step (ステップ・バイ・ステップ) (ディアプラス文庫)

step by step (ステップ・バイ・ステップ) (ディアプラス文庫)

  • 作者: 月村 奎 画:依田 沙江美
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2001/06/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
大学に入学したての芳明は、ひょんなことから興味のなかった陶芸研究会に入ることになった。けれど、だんだんサークル活動が楽しくなり、花村森という、厳しいけれど笑った顔がちょっとやんちゃな先輩が気になり始める。そんな芳明に、時に顔を合わせる森の姉・朝子は妙に意地悪で…!?表題作のほか、酒は飲んでも飲まれるな、文化祭の喧噪の中、相変わらずの芳明と森を描いた「形状記憶合金S」を収録。

[ひらめき]作品お気に入り度 ★★★★☆
[ひらめき]挿絵お気に入り度 ★★★★★

[猫]感想。。。
(2001.6月刊行)
積み本より。
月村さんの作品が好きで買ってた本です。

良い意味で月村さんらしい作品だなーと。
もう15年も前の作品なのに、月村さんの書かれてる作品の感性というか伝わってくる感じが、この頃から今も全然変わられてないなーって実感。
やっぱ、月村さんの作品、好きだわ。

読み始めはね、森の姉と、その姉に対しての森の対応に嫌悪感ありました。
(てか、ワタシは朝子より佐久間のような女子キャラの方が苦手だけれど)
でもある意味、森は正直だなって。
芳明と姉の朝子と溺れていたらどっちを助けるか。
朝子と即答。
優先するのも朝子。
森の中ではそういうのがハッキリとしてる。
もちろん朝子に対する過保護な理由もちゃんとあるのだけれどね。
その場その場でどっちもつかずの優柔不断な対応を取られるより森は誠実かなって。
恋心とかそういうのじゃなくて。
手を出さなくても芳明には自分で超えられる強さがあると信じてるから。
まぁだからと言って、時には優しくして欲しい時もあるから、そういう時は芳明に手を差し伸べてあげて欲しいなって思う。

でないと芳明は自分は大切にされていないって誤解しちゃうからね。
芳明に対する森の横柄な対応に、まさかヤキモチ一杯妬いてる心の裏返しなんてそんな事を知ってしまったらもうキュンキュンが止まらないじゃないですか~(*^^*)

森の友人・吉野の掴みどころない飄々さも楽しかったな。
芳明と吉野の仲を誤解した森がが嫉妬で激怒したシーンに萌え度一気に上昇してしまったよ^^

芳明の言う“人生、思い通りにならないから楽しい”って感じのニュアンスで物語が締めくくられているのだけれど、何か、そうだな・・・って思った。
壁にぶち当たって、不安になったり、落ち込んだり。
そんな時の方が多い人生だけれど、でもすんなり行けてないからこそ見える大切なものや感じられる幸福感ってあるものね。

爽やかな気持ちになれる読後でした^^

(読了日:2016.6.10)

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