So-net無料ブログ作成

BL小説「WISH」(月村 奎) [感想・小説(BL)]


WISH (ウィッシュ) (ディアプラス文庫)

WISH (ウィッシュ) (ディアプラス文庫)

  • 作者: 月村 奎 画:橋本 あおい
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 文庫

【あらすじ】
尚也は母と義父を事故で亡くし、半分だけ血のつながった弟の裕一郎と二人暮らしをしている。小学生の弟との生活を守るため、大学の授業の合間を縫って、バイトに明け暮れる日々だ。そんな尚也がバイト先で出会い、今は裕一郎の担任になった高野は、二人をいつも温かく見守ってくれている。だから尚也は一生言わない、高野に密かな恋をしていることを…。ゆっくり歩む恋人たちを描いたデビュー作、待望の文庫化。

[ひらめき]作品お気に入り度 ★★★★★
[ひらめき]挿絵お気に入り度 ★★★★★

[猫]感想。。。
(2007.3月刊行)
初版が1996.2月の月村さんのデビュー本の新装版。
長い間積んでましたが、月村作品のファンになって買った本です。

生い立ちや自分が受けてきたマイナス感情が積り、周りから“出来る子”と思われたい、見られたいという思いが強い尚也。
それゆえにすっごく自分に無理してしまうし、意地も張ってしまうし、とてもネガティブでもある。
…と書くと、ちょっとイラっとさせらえるキャラなんだろうかと思われてしまうけれど、尚也の感情って理解出来る部分もあるので、ところどころ共感しながら読めました。

高野が包容力あって、大人で、尚也をどっしりと受け止めてる優しさと温かさが良かったな。
オレ様キャラが苦手なワタシが月村さんの書くオレ様な攻めキャラにはなぜかとっても萌えてしまうのですが、高野はオレ様というより感情がストレートで尚也に好意を持ってるのがとても素直に伝わってくるキャラでした。
まぁ根っからネガティブな尚也なので、高野がオレ様キャラだったらなかなか上手く行かなかったかもなーとか思ったり(笑)

尚也がウジウジと悩んでいる横で、尚也を心から慕ってる弟・裕一郎の天真爛漫さが救われます。
嫌味ないすっごくいい子で読んでて微笑ましかった。
ケンカしてやむ得ず叔母の家に行った後、尚也が迎えに来てくれないと泣いた裕一郎がとっても可愛かったです^^

高野と尚也と裕一郎の3人家族がいつまでも幸せでありますよーに。。。

高野視点で書かれてあった同時収録作は尚也との出会い。
そこで語られる高野の“計画”。
本編で尚也に計画をめちゃくちゃにされて怒った高野の気持ちがこれで理解出来ました(笑)

(読了日:2016.6.14)

nice!(25)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 25

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0